【経験者が語る】浪人生の志望校アップってアリ？

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

前回・前々回と２回に渡り、私の浪人生としての１年間をお送りしました。

その中で「現役のときは京大志望ではなく、浪人してから志望校を京大に変えた」ことに少しだけ触れました。

実は、私の浪人生活は志望校のランクをアップしてのチャレンジでした。

今この記事を読んでいる方の中にも志望校を変えようか迷っている新浪人生がいるのではないのでしょうか。

ということで今回は、浪人生の志望校アップについて、経験者の私が語りたいと思います！

なんで浪人して志望校を変えたの？

私が浪人して志望校を変えた理由はいろいろありますが、ざっくりと以下の３つです。

元の志望校より学びたいことが学べた

一つめの理由は「元の志望校より学びたいことが学べた」というころです。

いや、オープンキャンパスとか行って早く気づけよ！と言われそうな理由なのですが…笑　

実はうちの親はもともと私が京大を受験することに否定的だったのです（きっと我が娘には無理だと思っていたのでしょう）。

そういうこともあり、京大じゃなくても学びたいことが学べるならいいかな…と別の大学を志望していました。

しかし、受験勉強も本格化してきた高３の７月、湯舟につかりながら突然「志望校京大にすればよかった…」と後悔して一人で泣き出してしまったのです。

京大のほうが私の興味のある分野を専門的に学べたからです。

ただ、京大志望に変えると２次試験で必要な科目が変わってしまうこともあり、「もう手遅れだ…」と早々に京大を諦め、「浪人するなら絶対京大に行く」と決めていました。

友人の影響

二つめの理由は「友人の影響」です。

周りの友人が京大を志望しているのを見て、「楽しそうだな」「かっこいいな」という憧れもありました。

ちなみにこの話を聞いた母親が慌てて「京大受けたかったら京大でもいいんだよ」と言っていたことを覚えています。

もう高３の秋でしたが…

プライド

三つめの理由は「プライド」です。

志望校を決めるまでの私はいまいち気づいていなかったのですが、高３の1年間受験に向けて勉強しているうちに、「京大に行ける人間は凡人ではない」と感じ始めます。

「この私が凡人でたまるかー！」という謎のプライドが原動力になっていました笑

志望校を変えることのメリット

志望校を変えることのメリットは、主に以下の２つだと思います♪

メリット①フレッシュな気持ちで勉強できた

一般的に受験勉強では、志望校の過去問を何度も解きます。

志望校を変えなければ、現役時代に何度も見た過去問をもう一度解くことになるので、「あーまたこれ」「もう答え覚えちゃってるよ」となーなーな勉強になってしまう可能性があります。

特に２次試験はセンター試験（共通テスト）に比べて過去問を入手できる年数も少ないので、なおさらです。

ですが、志望校を変えることによって見る問題がすべて初めてだったこともあり、現役生同様の新鮮な気持ちで机に向かうことができたように思います。

メリット②モチベーションが上がった

予備校に入学したとき、私が所属していた京大コースはほとんどが現役時代も京大を受験していた人でした。

私と同じように志望校を変えた人もいましたが、少数派です。

明らかに周りの人より遅れをとってのスタートだったので、当然のように人よりも質も量も追い求めた勉強を日々しようと思うことができました。

志望校を変えることのデメリット

ぶっちゃけ、私は志望校を変えることのデメリットはまったく感じなかったです！　

もちろんリスクはありますが、それ以上にメリットが大きかったので気になることはなかったです。

しいていうなら、自分の受験の経緯を人に話すときに若干厄介なことでしょうか？

「なんで志望校変えたの？」とか間違いなく聞かれるので笑

実際、志望校を変える人って多いの？

主観的な話ではありますが、予備校に入学してみて、志望校を変える人は想像していたよりも多いな、と感じました。

それから、志望校を変えた人のほうが合格率も高いように思います。

志望校を変えて勉強を始め、実際受験したのは現役時と同じ大学だった、という人も合格率が高かったです。

やはり、高い目標を持って勉強することがモチベーションによい影響を与えていると感じます。

まとめ

今回は、浪人して志望校をアップすることについて私の体験談をお送りしました。

今、志望校選定に悩んでいるみなさんのお役に立てれば幸いです♪