こんばんは、Studirector・あぷりこっとです!
この春高校生になられたみなさん、ご入学おめでとうございます♪
このブログでは、高校生・大学受験生に向けて勉強法を紹介する記事をアップしています。
現在、新高校1年生のみなさんに、高校での勉強法を紹介しています!
前回の記事では、高校で最も大変といわれる数学を紹介しました。
今回は、数学と並んで大変&重要とされる英語の勉強法についてお話したいと思います。
新高校生のみなさんは、英語に対してどんなことを考えていますか?
英検は合格しておいたほうがいいよね?
中学のとき、授業が会話ばっかりで、文法で苦労した
といった意見が多いでしょうか。
そこでこの記事では、塾講師時代に高校英語の指導経験がたくさんある私が、高校生の英語の勉強法を紹介したいと思います!
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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高校英語には、2種類の授業がある
高校英語は大きく分けて「コミュニケーション英語」「英語表現」の2つの授業があります。
コミュニケーション英語
一つめは「コミュニケーション英語」です。
名前を聞くと、「英語で会話する授業かな?」と思うかもしれません。
実は英会話の授業ではなく、主に英文読解の教材を扱う授業です。
中学の英語の教科書は、数行の英文があり、その文章の中に出てくる文法が解説されて…という流れだったのではないでしょうか。
高校の「コミュニケーション英語」の教科書は、中学のときより長い英文を読み、その内容を正しく把握するというものです。
文法も少しは扱われますが、メインではないというのが中学との違いです。
英語表現
高校英語の授業、二つめは「英語表現」です。
「英語表現」はその名のとおり、英語で表現をすることをメインとした授業です。
先ほど、「コミュニケーション英語」は文法の授業メインではないと言いましたが、文法は主に「英語表現」の授業で習います。
一般的な高校では、1・2年生で文法を一通り学び、3年生で文法の復習と英作文をすることが多い印象です。
進学校だと、1年で文法が一通り終わり、英作文の授業に時間をたっぷり使うこともあります。
国公立大学の入試で英作文を課されることが多いからですね。
コミュニケーション英語は予習が大事
2種類ある英語の授業のうち、「コミュニケーション英語」は予習のほうが大事です!
中学の英語の授業で予習してくるようにと言われていた人は、それと似ているかと思います。
本文の書き写し(もしくはコピー)、単語の意味調べは最低限しておきましょう。
このときに、文にそれぞれ番号を振っておくと便利です♪
また、本文を自分で一度訳しておきましょう。
授業を受けて、先生の解説と自分の解釈にズレがあったところは、テスト前に集中的に復習するべき箇所なので、チェックを入れておきましょう!
英語表現は、指導方針がいろいろ
「コミュニケーション英語」に対して「英語表現」は、学校によって授業の進め方がさまざまです。
一般的な高校では、授業で先生が文法を解説し、授業中に問題を解きます。
それから宿題も出されることが多いので、どちらかといえば復習型の勉強になります。
一方、進学校は先に予習をしたうえで、解いてきた問題の解説だけが授業で行われることが多いです。
ただ、どんな高校にも共通して言えるのが、「英語表現のテストは問題数が超多い」ということ汗
筆者は塾講師としてたくさんの高校のテスト問題を見てきましたが、なぜかどこも問題が多い!並べ替えや作文など、書く量も多いのでとっても大変です泣
指定校推薦を狙う人は定期テストの点数が大事なので、スピード重視でこの問題量をこなせるようになる必要があります。
しかし、指定校推薦ではなく一般入試を狙う人は、定期テストで高得点をとることにこだわりすぎないのがよいでしょう。
文法の基礎固めとしては有効なので、定期テストをよい勉強の機会としつつも、テスト本番の点数は気にしすぎない、というイメージです。
英単語は、1年生から手を抜かない
英単語は、1年生からしっかり勉強しましょう!
おそらく、「コミュニケーション英語」「英語表現」の教科書以外に、単語帳が配布される学校も多いでしょう。
そして、定期的に単語テストが行われると思います。
この単語テストでは、毎回満点をとれるようにしっかり対策していきましょう。
また、「コミュニケーション英語」「英語表現」の教科書に出てきた、知らない単語もしっかりCHECKしましょう♪
筆者は高1・高2の頃に単語テストと、教科書の新出単語は絶対に覚えるようにしていました。その結果、受験生になって改めて単語を覚える、という勉強にほとんど時間をかけずに済みました!
英検は、2級までは取得必須
英検は、高校生のうちに2級まで合格するのがほぼ必須になってきました。
英検などの英語外部試験を受験していると、大学受験で有利になるケースも増えてきているからです。
中には、高校受験で有利になるということで、中学生のうちに受験した人もいるかもしれませんね!
英検の出題範囲は、準2級が高校初級レベル、2級が高校卒業レベル、と言われています。
高校入学後に英検準2級・2級を取得するという人は、高得点での合格を目指すようにしましょう。
というのも、英検は合格ラインとなる得点率が約7割なのですが、これが意外とすぐとれるのです。
ただ、合格率だけにとらわれていると、文法事項や単語があまりマスターできていなくても合格してしまいます。
自分の英語力を伸ばせるせっかくの機会ですので、文法事項・単語ともに完璧にし、高得点で合格したいですね!
筆者が高校生だった頃は英検を受験する人って少なかったけれど、大学生になって塾講師をしていた時は全生徒が受験していたように思います。
まとめ
今回は、新高校生のみなさんに向けて、英語の勉強法を紹介しました♪
同じ英語でも分野によって勉強法が変わることに注意しましょう。
そして、単語や英検にも積極的にチャレンジしていきましょう!
また、他の科目の勉強法についても公開していく予定です!