模試の判定、どれくらい気にするべき?【大学受験】

こんにちは、Studirctor・あぷりこっとです!

受験生のみなさんは、そろそろ今年度初めての模試を受験する季節!ということで、

前回は、模試を受験したあとの振り返りかた、復習のしかたについてお話しました。

模試といえば、やはり頭を悩ませるのが「判定」。

「模試は判定よりも復習が大事だ!」とかよく言われますが、そうは言われても判定は気になるものですよね。

そこで今回は、「模試の判定ってどれくらい気にしたらいいの?」ということについてお話したいと思います。

筆者が実際に受験した模試の判定にも触れながら、紹介しますね。

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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判定を気にするのはいつから?

散らばる英文字とABCの写真

模試の判定を気にするべきなのは「9月以降」です。

理由は以下の2つです。

  • 成績が上がるのに、本気で勉強を始めてから3か月はかかるから
  • 現役生と浪人生が対等に戦えるようになるのが9月頃だから

理由①成績が上がるのに、本気で勉強を始めてから3か月はかかるから

よく言われますが、成績が上がるのは、本気で勉強を始めてから3か月はかかる、ということばがあります。

ということは、4月の新学期から本気で勉強したとすると、早くても結果が出るのは7月となります。

理由②現役生と浪人生が対等に戦えるようになるのが9月頃だから

「勉強を始めてから3か月かかる」ことに加えて、現役生は部活や学校行事もあり、4月から本腰を入れて勉強できる、という人はなかなか少ないかもしれません。

3年生になってしばらくしてから部活を引退し、勉強を本格的に始めて…としていると、7月には間に合いません。

早くて9月頃に結果が出るようになります。

9月までは、浪人生の判定は高く、現役生の判定は低く出る、と考えましょう。

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

筆者は現役生のとき、最初から比較的判定がよかったんだよね。でも夏にあまり本気を出さなかったから、ずーっとC判定くらい。結局落ちてしまった。

これらのことから、模試の判定を気にするべきなのは9月以降、それまではあまり気にするべきではない、と言えます。

9月までの模試の判定については、「自分の成績推移」を見るために使い、他の受験生との比較に使うのはやめましょう

判定を気にするべき模試ランキング

模試の判定を気にするべきは「9月以降」とお伝えしました。

ここで、筆者の思う9月以降の「判定を気にするべき模試ランキング」を紹介しますね。

3位 秋のマーク模試(共通テスト形式)

2位 秋の記述模試

1位 秋の大学別模試

3位 秋のマーク模試(共通テスト形式)

判定を気にするべき模試ランキング、3位はマーク模試(共通テスト形式)です。

というか、私は正直「マーク模試の判定なんて1ミリも気にする必要がない」と考えています。

なぜなら、共通テストは本番の結果を見て、自分の行動を決めることができるからです。

本番さえよい点が残せれば、それまでの模試の判定なんてどうでもいい、と思って勉強をしていました。

2位 秋の記述模試

判定を気にするべき模試ランキング、2位は記述模試です。

先ほど、「マーク模試の判定はどうでもよい」とお伝えしましたが、記述模試はそうはいきません。

なぜなら、共通テストと違い、個別試験は本番の結果を見てからでは、自分の行動を決めることができないからです。

やはり、模試の段階でしっかり結果を残し、その結果を見て動きを決める必要があります

1位 秋の大学別模試

判定を気にするべき模試ランキング、1位は大学別模試です

大学受験は、基礎的な学力を身につけて、どんな大学の問題でも対応できるようにすれば無敵です。

しかし、実際には無敵レベルに持って行くのはやはり至難の業です。

自分の第一志望の出題形式で点数をとれるようになるのが最優先事項です。

そのため、大学別模試の判定は一番気にするようにしましょう

ちなみに、大学別模試のなかでも、共通テスト後にあるものはあまり判定を気にしないほうがよいです。

というのも、秋の模試に比べて、共通テスト後の模試は受験者数が少ないからです。

受験本番の受験者層と差があるので、受験する場合は、夏までの模試と同様「自分の成績推移」を見るために使いましょう!

まとめ

今回は、大学受験で模試の判定は気にするべきなのか?ということについてお話しました。

模試については、「受験する模試のピックアップ方法」「振り返り方法」についても記事をアップしているので、ぜひこちらも読んでみてくださいね!

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