「やっておきたい英語長文500」のレベル・使い方は?元塾講師がレビュー!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!

今回は、英文読解の基礎固めに使われる「やっておきたい英語長文500」についてレビューしていきます♪

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

「やっておきたい英語長文500」の基本情報

まずは「やっておきたい英語長文500」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

  • 書籍名:やっておきたい英語長文500
  • 出版社:河合出版
  • 著者:杉山俊一
  • 最終改訂:2005年

「やっておきたい英語長文500」は、河合出版から出版されている英文読解の参考書です。

ページ構成

「やっておきたい英語長文500」は、以下の3つの要素から成り立っています。

  • 問題
  • 解答
  • 本文の和訳
  • 単語・熟語等の解説

タイトルの通り、500語前後の英語長文問題が収録されており、大問数は全部で20題です。

「やっておきたい英語長文」シリーズには300、500、700、1000の4冊があり、そのうちの2冊めとなります。

この「やっておきたい英語長文500」は、中堅~上位私大の過去問がメインですが、一部一橋大・東北大・北海道大など最難関クラスの国公立大の問題も含まれる、というようなラインナップになっています。

解答・解説は、問題に関係する箇所に限らず、全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されており、充実の内容になっています。

「やっておきたい英語長文500」のレビュー

  • オススメ度:★★★★☆
  • オススメする人:難関大志望で初めて大学入試の英語長文の勉強をする人/中堅~上位私大で2冊めの長文問題集に取り組みたい人

この「やっておきたい英語長文500」は、難関大志望で初めて大学入試の英語長文の勉強をする人や、中堅~上位私大で2冊めの長文問題集に取り組みたい人に向いている問題集です。

また、先述の通り全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、問題数以上に充実の内容となっているので、1冊しっかりやりこむだけで英文読解の力がつくものになります。

ただし、目標によってこの「やっておきたい英語長文500」を取り組むべき時期は異なります。

中堅~上位私大で、あまり長文問題の長くない大学を志望する人は、「やっておきたい英語長文300」を1冊めに取り組んでからステップアップするとよいでしょう。

国公立大学や、長文の長い難関私大を志望する人は、受験勉強を始める前に「やっておきたい英語長文300」を1周できるくらいのレベルになっているのが理想です。

そのため、「やっておきたい英語長文500」を本格的な受験勉強の1冊めにするとよいでしょう。

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

「やっておきたい英語長文」も、特に300と500は塾で何回も教えたから覚えちゃった笑

「やっておきたい英語長文500」の使い方

ここからは、筆者オススメの「やっておきたい英語長文500」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り問題を解く

まずは、通常通り問題を解いていきましょう。

「やっておきたい英語長文500」は各問題に目安となる解答時間が設定されているので、まずはその時間通りに解いてみましょう!

時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?

時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!

また、英語の長文は、目で追って読むだけでは思考が停止してしまうのでオススメできません。

スラッシュリーディングをする人が多いと思います。

どの問題も一度解いたきり、というわけではなく複数回解くことになるので、スラッシュを消すと時間と消しゴムがもったいないです。

本文だけでもコピーをしておくことをオススメします!

解答・解説からも学ぶ!

先述の通り「やっておきたい英語長文500」は、全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、充実の内容になっています。

そのため、解答・解説からも学ぶつもりでしっかり読み込みましょう!

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

「やっておきたい英語長文300」と違い、全文にSVOCをふり、和訳するには少し分量が多いです。やる場合は、要点に絞ってやりましょう!

もちろん、1周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。

英語長文の場合、翌日などに復習してしまうと問題文を覚えているので、1周やりきってから2周めに入るとよいでしょう。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「やっておきたい英語長文500」を紹介しました!

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!

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