「ポラリス古文３」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、古文の勉強に使われる「ポラリス古文３」についてレビューしていきます♪

「ポラリス古文３」の基本情報

まずは「ポラリス古文３」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「ポラリス古文３」は、KADOKAWAから出版されている古文の参考書・問題集です。

この「ポラリス古文」シリーズは、１基礎レベル、２標準レベル、３発展レベルと３巻構成になっています。

ページ構成

「ポラリス古文３」は、以下の５つの要素から成り立っています。

「ポラリス古文３」は、関東でいうと早慶上智・GMARCH、関西でいうと関関同立など、上位私大レベルの問題が14題収録されています。

「ポラリス古文３」のレビュー

この「ポラリス古文３」は、上位私大で２冊めの長文問題集に取り組みたい人に向いている参考書・問題集になります。

2022年9月現在、本シリーズのなかで最も難しい巻となっていますが、上位私大志望者がメインターゲットとなっており、収録されている問題もすべて上位私大の問題です。

そのため、記述問題が多く出題される国公立大志望者には向いていません。

この本書の一番のメリットとして挙げられるのが、充実した本文解説です。

主語の把握、敬意の対象、おおまかな品詞分解が書かれています。

ただし、この本がメインターゲットとするのが早慶上智、関関同立の志望者ということで、このあたりの大学になると過去問が豊富です。

そのため、秋の演習シーズンには過去問を解くほうが有効とも考えられるので、必須ではありません。

これらの点を踏まえて、オススメ度★★★☆☆としました。

「ポラリス古文３」の使い方

ここからは、筆者オススメの「ポラリス古文３」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り問題を解く

まずは、通常通り問題を解いていきましょう。

「ポラリス古文１」は各問題に目安となる解答時間が設定されているので、まずはその時間通りに解いてみましょう！

時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。

品詞分解をしよう

古文読解の問題集は、その問題の性質上、多くの問題は収録されていません。

その分、解答・解説から問題以上の学びを積極的に得ていく必要があります。

そこでオススメなのが、品詞分解です。

全文を品詞分解し、活用語であれば活用の種類や活用形を確認、敬語の種類や誰に向けた敬意なのかを確認していきます。

「ポラリス古文１」は、おおまかな品詞分解や敬意の方向が全文についているので、自力でも品詞分解に取り組みやすいかと思います◎

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は古文の「ポラリス古文３」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！