こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、京都大学卒・元塾講師で、現在も高校生の指導を多く行う筆者が、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、参考書・問題集のレビューをお届けしていますが、古文の「古典文法」をマスターできる参考書・問題集をまとめて紹介したいと思います♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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大学受験に向けた古文の勉強
古文の時期別勉強法
まずは、大学受験に向けた古文の時期別勉強法を見ていきます。
国公立大・難関私大で記述が求められる場合
- 4~5月:古典文法を学ぶ時期
- 6~7月:古文の読み方を学ぶ時期
- 8~9月:古文の書き方を学ぶ時期
- 10~11月:志望校レベルの問題で実践する時期
- 12~1月前半:共通テスト対策の時期
- 1月後半:マークボケから回復するためのリハビリの時期
- 2月:過去問演習の時期
- オールシーズン:古文単語に取り組む
共通テストのみの場合
- 4~6月:古典文法を学ぶ時期
- 7~8月:古文の読み方を学ぶ時期
- 9~11月:共通テストより少し易しい問題で実践する時期
- 12~1月前半:共通テスト対策の時期
- オールシーズン:古文単語に取り組む
選択式問題のみの場合
- 4~6月:古典文法を学ぶ時期
- 7~8月:古文の読み方を学ぶ時期
- 9~11月:共通テストより少し易しい問題や、志望校レベルの問題で実践する時期
- 12~1月前半:共通テスト対策の時期
- 1月後半:マークボケから回復するためのリハビリの時期
- 2月:過去問演習の時期
- オールシーズン:古文単語に取り組む
古文の「古典文法」をマスターする時期
古文の古典文法は、受験勉強を始める春頃にまずマスターしておくべきです。
筆者は、どんな大学を受験する人も、古文の勉強の第一歩として文法の基礎固めをするべきだと考えています。
現代語訳する問題は、教科書通りの訳ができると点数をしっかりもらえるからです。
私は高校1・2年生のときから小テストに向けてはちゃんと勉強していたので、古典文法にはまあまあ自信があったのですが、実際に過去問を解いてみたら全然解けませんでした。
浪人してはじめて古典文法を基礎の基礎から固めることをして、ようやく点数が伸びていきました。
「古典文法は学校の授業でやったし、助動詞の意味や活用も何となくわかってるな…」ではダメなのです。
「古文苦手です、文法はできます」と筆者のもとに相談にくる高校生の方は、たいてい文法の基礎ができていません。基礎ができていないと、勝手な発想でストーリーをどんどんねじまげてしまうんですよね。
古文の「古典文法」をマスターする参考書・問題集
ここからは、古文の「古典文法」をマスターできる参考書・問題集を紹介していきます!
基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル
「基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル」は、古典文法の基本的な部分である動詞や助動詞の使い方、敬語、紛らわしい語の識別までを、全30の項目にわけて学ぶ構成になっています。
SPEED攻略10日間 国語 古典文法 基礎編/演習編
「SPEED攻略10日間 国語 古典文法 基礎編」は、古典文法の中でも特に重要な助動詞や敬語をピックアップして、10の単元に凝縮して学ぶ構成になっています。
受験に頻出の、紛らわしい語の識別については「SPEED攻略10日間 国語 古典文法 演習編」で扱われています。
全レベル問題集 古文1
「全レベル問題集 古文1」は、古典文法の中でも特に重要な助動詞やその識別、敬語をピックアップして、10の単元に凝縮して学ぶ構成になっています。
古典文法に関する説明を読んで問題を解くのではなく、短めの文章問題を解いてその中に登場する文法事項が解説される、という内容であることが特徴です。
古文レベル別問題集1
「古文レベル別問題集1」は、古典文法の中でも特に重要な「用言の活用」「助動詞」「助詞」「副詞」「語の識別」「敬語」の6つのセクションにわけて学びます。
また、セクションの中はさらに単元ごとに細かく項目がわかれており、全部で30の項目を学びます。
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル
「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」は、古典文法の基本的な部分である動詞や助動詞の使い方、敬語、紛らわしい語の識別までを、全30の項目にわけて学ぶ構成になっています。
古文上達 基礎編 読解と演習45
「古文上達 基礎編 読解と演習45」は、古典文法の基本的な部分である動詞や助動詞の使い方、敬語、紛らわしい語の識別までを、全45の項目にわけて学ぶ構成になっています。
また、45の項目すべてに学んだ文法が身についているか確認するための、短めの文章問題が用意されています。
古文 基礎問題精講
「古文 基礎問題精講」は、古典文法の基本的な部分である動詞や助動詞の使い方、敬語、紛らわしい語の識別までを、全32の項目にわけて学ぶ構成になっています。
後半には、和歌の修辞法に特化した項目も収録されているため、和歌が頻出の大学を受験する人にもおすすめです。
また、最後の2項目は「読解〈主語の識別〉 」「読解〈会話文の判別〉」になっており、古文の「読み方」を学ぶステップも兼ねることができます。
マドンナ古文 パワーアップ版
「マドンナ古文 パワーアップ版」は、古典文法の中でも特に重要な助動詞やその識別、敬語をピックアップして、15の単元に凝縮して学ぶ構成になっています。
最終章では、5つの大学の入試問題にチャレンジします。
古文ヤマのヤマ
「古文ヤマのヤマ」は、古典文法の基本的な部分である動詞や助動詞の使い方、敬語、紛らわしい語の識別までを、全43の項目にわけて学ぶ構成になっています。
冒頭には現在の理解度をはかる「準備運動テスト」、巻末には総仕上げとなる「整理運動テスト」が収録されています。
まとめ
今回は、古文の「古典文法」を学べる参考書・問題集を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!