こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて先日から、各大学合格に向けての、各科目勉強法のモデルケース紹介・立命館大編を始めました。
このシリーズの記事では、筆者自身の大学受験・塾講師の経験から、どの時期にどんな勉強をどんな参考書を使ってしていけばいいのかをお話していきます。
立命館大シリーズ第3回は、英文法についてお話していきたいと思います♪
これまで、英語については「英文読解」「英作文」の2軸でお話してきましたが、立命館大の英語では「英文法」が独立した大問で出題されます。
そこで、今回は英文法にフォーカスしていきます!
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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立命館大英文法の学習ポイント
では、まずは立命館大の英文法の出題傾向や、おおまかな対策方法について確認していきましょう。
立命館大英文法の出題傾向
立命館大の英語は、どの学部も80分で大問5問を解く構成になっています。
大問1・2はスタンダードな長文問題、大問3は会話問題、大問4・5が英文法・語法の問題になります。
英文法・語法について出題される問題は、以下のような形式です。
- 文を完成させるのに適切なものを選びなさい。
- 下線部の語に意味が近いものが選びなさい。
これらの小問が、20問弱出題されます。
勉強の心構え
立命館大の英文法の対策で大切にしたいことは以下の3つです。
- 基本的な文法には不安を残さない
- 英単語帳を1冊完成させる
基本的な文法には不安を残さない
英文法・語法の問題は、長文問題より得点しやすいです。
基本的な文法を完璧にし、英文法・語法で満点をとれるかどうかは、大きな差になってきます。
英単語帳を1冊完成させる
後ほど紹介しますが、大学受験でよく使われるような単語帳を1冊持って、それを完璧にしましょう。
完璧にするとは、「最後の単語まで、意味を覚え、語法(合わせる前置詞など)や類義語もマスターする」ことです。
立命館大の英文法・語法の問題は、単語帳にも載らないような単語は出題されません。
大学受験の一般的な単語帳を1冊完成させましょう!
立命館大英文法の時期別勉強法
立命館大合格に向けた英文法学習のスケジュールは以下の通りです。
- 4~7月:文法の基礎固めをする時期
- 8~10月:私大の英文法問題で実践する時期
- 11~1月前半:共通テスト対策の時期
- 1月後半:マークボケから回復するためのリハビリの時期
- 2月:過去問演習の時期
4~7月:文法の基礎固めをする時期
まずは、英文法を網羅的に説明した参考書で、1つ1つの文法・語法を確認していきましょう。
おすすめの参考書は、以下のものです。
ただし、この参考書は説明は各項目丁寧にしてくれているのですが、問題数が少ないので、並行して問題集にも取り組みましょう。
おすすめは、王道のこの問題集です。
8~10月:私大の英文法問題で実践する時期
英文法を網羅的に一通り勉強したら、次はより実践的な問題集で練習を積んでいきましょう。
この時期のおすすめは、以下の問題集です。
11~1月前半:共通テスト対策の時期
11月に入ると、これまで2次試験に向けて記述問題中心で対策していたところから、共通テスト対策にシフトしていきます。
おそらく、立命館大学や、併願する大学を共通テスト利用で出願する人も多いでしょう。
特に、併願大学については共通テスト利用入試での合格可能性を高めておくと、本命・立命館の対策に集中できます。
12月には完全に共通テスト対策に移行しましょう。
英語はセンター試験から共通テストになって、特に変わった科目です。センター試験の頃は大問が6つあり、後半の3つが長文読解の問題です。
この後半3問を2年分用意し、80分で解く練習をすると、共通テストの対策になります。
共通テストの中で英文法単独の問題は出題されないので、英文法の問題はしばらくお休みです。
1月後半:マークボケから回復するためのリハビリの時期
共通テストが終わったら、早いうちにマークボケから脱出しましょう。
8~10月の「私大の英文法問題で実践する時期」に使用した問題集で、苦手な単元を中心に復習するのがおすすめです◎
2月:過去問演習の時期
2月に入れば、あとは過去問演習を積んでいきます。
立命館大学は、全学部日程も学部個別日程も、出題形式は同じです。
赤本に3年分しか問題が収録されていないので、自分が受験しない日程の問題も入手して取り組むことをオススメします◎
フリマサイトやパスナビで古い年度の赤本を手に入れてやるのもOKです。
まとめ
大学合格までのモデルケース、立命館大編3回めは英文法についてでした!
今回紹介した参考書については、今後1冊ずつより詳しく紹介できればと考えています。
また、次回以降他の科目・他の大学についてもどんどん記事をアップしていくので、ぜひ読んでくださいね!