こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文解釈の基礎固めに使われる「英文解釈の技術100」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「英文解釈の技術100」の基本情報
まずは「英文解釈の技術100」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:英文解釈の技術100
- 出版社:桐原書店
- 著者:桑原信淑
- 最終改訂:2009年
「英文解釈の技術100」は、桐原書店から出版されている英文解釈の参考書です。
この「英文解釈の技術」シリーズは、超入門60、入門70、基礎100、100の4巻構成になっています。
ページ構成
「英文解釈の技術100」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 次の英文を訳しなさい(例題)
- 例題の解説
- 演習
1単元が見開き1ページからなり、左上に「次の英文を訳しなさい」と例題があります。
ページの残りは、英文の解釈をみっちりと書いてくれています。
このような形式で、英文を読むうえでのポイントが100個収録されています。
100の例題に対応する演習問題が1問ずつ、見開きの右下に掲載されています。
「英文解釈の技術100」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:国公立大学を志望する人
筆者は、どんな大学を受験する人も、英文読解の勉強の最初には英文解釈からスタートするべきだと考えています。
英文解釈って和訳?これまで文法の勉強でしてきたよ
という人もいるかもしれませんが、文法の勉強でやってきた和訳と、受験に出る英文解釈というのは一味違います。
文法の勉強でやってきた和訳は「文法の基本ルールを理解しているか」「助動詞の適切な訳ができるか」などの練習でした。
しかし受験で問われやすいのは、どこが主語か、どこが関係代名詞に含まれるのか、構造が見えにくい英文からです。
そのため、ややこしい構造の英文が出題されたときに、どのようにその構造を正しく読み取ればよいのか、ポイントを勉強しておく必要があります。
この「英文解釈の技術」シリーズには、100よりも難しい70もあるのですが、100は英文和訳の記述が出題される国公立大志望者向けです。
100を始めるまえに、70もやっておいたほうがいいの?
と思う人もいるかもしれませんが、70と100は一部内容がかぶるということ、100のメインターゲットになる国公立大志望者は勉強する科目が多いことから、2冊ともやっている時間はないと思います。
そのため、100だけをみっちり取り組みましょう!
「英文解釈の技術70」は筆者のバイト先の塾で全高3生に取り組んでもらっていたから、私が暗記しちゃうほど授業したなあ笑 難関大志望者には「英文解釈の技術100」の授業をしていました。
「英文解釈の技術100」の使い方
ここからは、筆者オススメの「英文解釈の技術100」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り例題を解く
まずは、各単元ページの左上にある例題を自力で解き、英文和訳をしましょう。
その後解説を読んで、自分の書いた和訳を採点したら、例題の英文にSVOCをふってみましょう!
このSVOCをが解説通りふることができれば、構造をしっかり理解できているということです◎
これができたら、巻末の演習問題に取り組みましょう!
次の日に復習をしよう
自分で書いた和訳が、全然模範解答とちがうかったよ…
そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。
次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
2周目以降は、解説を読まずに自力で和訳+SVOCまでやってみましょう!
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「入門英文解釈の技術100」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!