こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文法の勉強に使われる「英文法ファイナル問題集 標準編」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
詳しいプロフィールはこちら
「英文法ファイナル問題集 標準編」の基本情報
まずは「英文法ファイナル問題集 標準編」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:英文法ファイナル問題集 標準編
- 出版社:桐原書店
- 著者:瓜生豊、篠田重晃
- 最終改訂:1998年
「英文法ファイナル問題集 標準編」は、桐原書店から出版されている英文法の問題集です。
ページ構成
「英文法ファイナル問題集 標準編」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答
- 弱点発見シート
「英文法ファイナル問題集 標準編」は、入試問題の最終確認にぴったりな50問のテストが、全10章収録されています。
各章、空欄補充・並び替え・間違い探しなど、さまざまな形式の文法・語法問題が含まれています。
また、付録で「弱点発見シート」がついています。
収録されている問題番号が単元ごとに分類されており、自分が間違えた問題に印をつけることで苦手分野がわかるようになっています。
「英文法ファイナル問題集 標準編」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:文法が独立した大問で出題される大学を受験する人
この「英文法ファイナル問題集 標準編」は、文法が単独の大問で出題される大学を受験する人におすすめの問題集です。
ただし、取り組む時期には注意が必要です。
この「英文法ファイナル問題集 標準編」は入試本番同様、どの単元から問題が出てくるかわからないような構成になっています。
そのため、単元別に編集された参考書・問題集を完璧にこなせるようになってから、受験前の完成段階に使うとよいでしょう◎
「文法が独立した大問で出題される大学を受験する人」以外にはおすすめではないですか?
文法が独立した大問では出題されない大学を受験する、という人は、「英文法ファイナル問題集 標準編」の優先順位は下がります。
というのも、かつてのセンター試験には文法問題があったのが、共通テストになってから廃止されたため、国公立大のみ受験するという人であれば、文法問題のみを解く機会があまりないからです。
ただし、文法が大の苦手、という人は使用してもよいかもしれません。
筆者が指導していた塾では、高3の最後の仕上げに「英文法ファイナル問題集 標準編」をやってもらっていました♪
「英文法ファイナル問題集 標準編」の使い方
ここからは、筆者オススメの「英文法ファイナル問題集 標準編」のつかいかたを紹介していきます♪
テスト形式で取り組もう
先述の通り、「英文法ファイナル問題集 標準編」は受験前の最後の仕上げとして使うのに向いています。
各章ごとに目標解答時間も設定されているので、まずは時間をはかって、テスト形式で解いてみましょう。
時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?
時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。
初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!
苦手分野を振り返ろう
採点・解説の読み込みが完了したら、「弱点発見シート」を活用するなどして、自分の苦手分野をあぶりだします。
この「英文法ファイナル問題集 標準編」を使用する時期は受験の時期もかなり近づいてきている(秋以降)かと思うので、苦手分野がわかれば早急に振り返ります。
「英文法ファイナル問題集 標準編」は文法事項を体系的にまとめたものではないので、文法の学習を始めたときに使用していた参考書などをつかって、苦手分野の復習しましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文法の「英文法ファイナル問題集 標準編」」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!