「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、数学の勉強に使われる「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」についてレビューしていきます♪

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」の基本情報

まずは「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」は、数研出版から出版されている数学の参考書・問題集です。

ページ構成

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」は、以下の４つの要素から成り立っています。

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」は、数学の問題を解くうえで基礎となる解法パターンを細かく分けて、網羅的に掲載した、いわば「数学の辞書」のような本です。

おおむね各ページに１つの例題とその解説、それに対応するPractice（練習問題）があります。

各セクションの終わりにはExerciseと題して、その単元の範囲内で解ける入試問題が掲載されています。

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」のレビュー

この「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」は、数学が苦手で、日頃の学習のために参考書・問題集を使いたい人に向いている参考書・問題集になります。

チャート式はレベル別に白、黄色、青、赤と４種類ありますが、白は受験生向けというよりは、数学が苦手な高校１・２年生のための、学校の授業の補助、という立ち位置になります。

受験生へのオススメ度という観点から、★☆☆☆☆にしました。

ただ、他の色同様、問題の掲載数・網羅性については、あらゆる数学の参考書・問題集のなかでピカイチなので、辞書としては有効です。

チャートは１冊あたりの問題数が多いのと、違う色でも重複する範囲があるので、受験生の１年間に２色こなそうとするのはあまりおすすめしません。

また、チャートに限らず問題集は２周・３周して初めて定着します。

そのため、自分の志望校のレベルにあったチャートが少々難しくても、「初めからできる必要はないんだ、何回かやってできるようになればいいんだ」という気持ちでチャレンジするとよいでしょう。

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」の使い方

ここからは、筆者オススメの「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」のつかいかたを紹介していきます♪

なお、他の色のチャートは受験生向けの使い方を書きましたが、白チャートは受験生向けではないので、１・２年生向けに書きます。

普段は辞書としてつかう

「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」は数学が苦手な人向けの問題集・参考書ですが、高１・２だと学校の授業・宿題で精いっぱいという人も多いと思います。

そのため、１問１問解くのではなく、教科書よりも詳しい辞書だと思って手元においておくのもよいでしょう。

テスト前や長期休暇の演習用

普段の授業や宿題と並行して取り組むのが難しいなら、テスト前や長期休暇中の演習用として使うのがよいでしょう。

一般入試で数学を使う予定があるけれど苦手だという人は、高１・２年生の間に白チャートを一通り解けるようにしておけば、受験生になって黄色や青に進みやすくなるでしょう。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は数学の「チャート式基礎と演習数学（白チャート）」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！