こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文読解の勉強に使われる「全レベル問題集 英語長文4」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「全レベル問題集 英語長文4」の基本情報
まずは「全レベル問題集 英語長文4」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:全レベル問題集 英語長文4
- 出版社:旺文社
- 著者:三浦淳一
- 最終改訂:2020年
「全レベル問題集 英語長文4」は、旺文社から出版されている英語長文の問題集です。
この「全レベル問題集 英語長文」シリーズは、レベル別に1、2、3、4、5、6の6巻構成になっています。
ページ構成
「全レベル問題集 英語長文4」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答・解説
- 文の構造解説・全訳
- 重要語句一覧
- ディクテーションしてみよう
「全レベル問題集 英語長文4」は、上位レベル私大の問題が12題が収録されています。
MARCHあたりがメインターゲットと書かれています。
「全レベル問題集 英語長文4」のレビュー
- オススメ度:★★★★☆
- オススメする人:難関大志望で初めて大学入試の英語長文の勉強をする人/中堅~上位私大で2冊めの長文問題集に取り組みたい人
この「全レベル問題集 英語長文4」は、難関大志望で初めて大学入試の英語長文の勉強をする人や、中堅~上位私大で2冊めの長文問題集に取り組みたい人に向いている参考書・問題集になります。
また、先述の通り全文の和訳と単語・熟語の解説、さらにはSVOCまで掲載されているなど、問題数以上に充実の内容となっているので、1冊しっかりやりこむだけで英文読解の力がつくものになります。
ただし、目標によってこの「全レベル問題集 英語長文4」を取り組むべき時期は異なります。
中堅~上位私大を志望する人は、「全レベル問題集 英語長文3」を1冊めに取り組んでからステップアップするとよいでしょう。
国公立大学や難関私大を志望する人は、受験勉強を始める前に「全レベル問題集 英語長文3」を1周できるくらいのレベルになっているのが理想です。
そのため、「全レベル問題集 英語長文4」を本格的な受験勉強の1冊めにするとよいでしょう。
「やっておきたい」シリーズほどではなかったですが、この「全レベル問題集」シリーズも、筆者の塾でよく使われていました。
メリット
この問題集の最大の特徴は、「解説の詳しさ」だと思います。
よくこの「全レベル問題集」シリーズと比較される「やっておきたい英語長文」シリーズは、SVOCの分析が掲載されていません。
そのため、長文演習の前段階に「英文解釈の技術」でSVOCを学び、「長文でもSVOCの解説がほしい!」と感じた人にはオススメです。
デメリット
デメリットを挙げるとするなら、問題数が少ない点かと思います。
こちらも「やっておきたい英語長文」との比較になりますが、ターゲット層がほぼ同じ「やっておきたい英語長文500」は20題収録されていることを考えると、12題はかなり少ないです。
その分、解説は詳しいので、「問題数が少なくても、解説から学ぶ!」「受験まで時間がないから少ない問題数を丁寧に解きたい!」という人は「全レベル問題集 英語長文4」がオススメです。
そして、「やっておきたい英語長文」シリーズとの大きな違いが、語数ごとにわかれているわけではないということです。
これは、人によって好みが分かれるところかと思います。
メリット・デメリットともに書きましたが、内容としては幅広い受験生に使いやすいということで、★★★★☆にしました。
「全レベル問題集 英語長文4」の使い方
ここからは、筆者オススメの「全レベル問題集 英語長文4」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り問題を解く
まずは、通常通り問題を解いていきましょう。
「全レベル問題集 英語長文4」は各問題に目安となる解答時間が設定されているので、まずはその時間通りに解いてみましょう!
時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?
時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。
初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!
また、英語の長文は、目で追って読むだけでは思考が停止してしまうのでオススメできません。
スラッシュリーディングをする人が多いと思います。
どの問題も一度解いたきり、というわけではなく複数回解くことになるので、スラッシュを消すと時間と消しゴムがもったいないです。
本文だけでもコピーをしておくことをオススメします!
解答・解説からも学ぶ!
先述の通り「全レベル問題集 英語長文4」は、全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、充実の内容になっています。
そのため、解答・解説からも学ぶつもりでしっかり読み込みましょう!
先述の通り「全レベル問題集 英語長文4」は、全文の和訳と単語・熟語の解説、さらには全文のSVOCが掲載されているなど、詳しすぎるくらいの内容になっています。
そのため、解答・解説からも学ぶつもりでしっかり読み込みましょう!
「全レベル問題集 英語長文4」の前に「入門英文解釈の技術70」「英文解釈の技術100」などに取り組み、SVOCのふりかたや和訳のしかたを学んだ人は、この問題集でもSVOCや和訳を実践してみてもいいでしょう。
ただし、「全レベル問題集 英語長文4」になると長い文章も増えてくるので、全文にSVOCをふるのは難しいかもしれません。「問題数が少ないから全部やる!」という意気込みもよいですが、時間的に厳しい場合はやる場合は、要点に絞ってやりましょう!
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
英語長文の場合、翌日などに復習してしまうと問題文を覚えているので、1周やりきってから2周めに入るとよいでしょう。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は の「全レベル問題集 英語長文4」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!