こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文法の勉強に使われる「全レベル問題集 英文法3」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「全レベル問題集 英文法3」の基本情報
まずは「全レベル問題集 英文法3」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:全レベル問題集 英文法3
- 出版社:旺文社
- 著者:小崎充
- 最終改訂:2020年
「全レベル問題集 英文法3」は、旺文社から出版されている英文法の参考書・問題集です。
この「全レベル問題集 英文法」シリーズは、1、2、3、4、5とレベル別に5巻構成になっています。
ページ構成
「全レベル問題集 英文法3」は、以下の5つの要素から成り立っています。
- check問題
- check問題の解説と文法事項の確認
- 押さえておきたい問題
- 差がつく問題
- ランダム30題で力だめし!
「全レベル問題集 英文法3」は、私大標準レベルの英文法を、12章+全単元から出題するランダム30題から成り立っています。
各章は、check問題・解説、押さえておきたい問題、差がつく問題、の3セクション約8〜10ページからなります。
なお、各章で扱う単元は以下の通りです。
- 時制・態
- 助動詞・仮定法
- 不定詞・動名詞
- 分詞
- 比較
- 関係詞
- 前置詞
- 接続詞
- さまざまな構文
- 名詞・代名詞の語法
- 動詞の語法
- 形容詞・副詞の語法
問題の出典は、サブタイトルの通り標準レベルの私大の入試問題が多めです。
「全レベル問題集 英文法3」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人
この「全レベル問題集 英文法3」は、英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人に向いている参考書・問題集になります。
この「全レベル問題集 英文法」シリーズのなかだと、「全レベル問題集 英文法1」は中学の復習になるので、「全レベル問題集 英文法2」以降が高校範囲になります。
最初の1冊として「全レベル問題集 英文法2」に取り組んだあと、「全レベル問題集 英文法3」に進むとよいでしょう。
文法が独立した大問で出題される大学を受験する人」以外にはおすすめではないですか?
文法が独立した大問では出題されない大学を受験する、という人は、「全レベル問題集 英文法3」の優先順位は下がります。
というのも、かつてのセンター試験には文法問題があったのが、共通テストになってから廃止されたため、国公立大のみ受験するという人であれば、文法問題のみを解く機会があまりないからです。
ただし、文法が大の苦手、という人は使用してもよいかもしれません。
難関大になるほど、文法の独立問題は減ります。筆者は「うちに入る人は文法は当たり前にできるよね」という大学からのメッセージだと思っています。文法の独立問題がない大学を志望する人は、高2までに文法を完成させて高3は読解・和訳・英作文に注力するべきでしょう。
文法の独立問題を解くであろう受験生の数を考慮して、オススメ度★★★☆☆としました。
「全レベル問題集 英文法3」の使い方
ここからは、筆者オススメの「全レベル問題集 英文法3」のつかいかたを紹介していきます♪
check問題を解いてみる
まずは「全レベル問題集 英文法3」のcheck問題を自力で解き、英文法の理解度を確認しましょう。
その後、解答・解説を読んで、問題のなかでわからなかったところを理解します。
この際、解答・解説だけでは理解しきれない部分があれば、必ず先生に聞くなどして解決しておきましょう。
押さえておきたい問題・差がつく問題に進む
check問題をカンペキにできたら、続く「押さえておきたい問題」「差がつく問題」に進みましょう。
「全レベル問題集 英文法3」は一問一問の解説も詳しいので、間違えた問題はしっかりと解説を読み込みましょう。
解説を読んでも納得できなければ、各章冒頭の文法事項の解説に戻り、それでも納得できないことがあれば、必ず先生に聞くなどして解決しておきましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文法の「全レベル問題集 英文法3」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!