「納得できる地理論述」のレベル・使い方は?元塾講師がレビュー!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!

今回は、地理論述の勉強に使われる「納得できる地理論述」についてレビューしていきます♪

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

「納得できる地理論述」の基本情報

まずは「納得できる地理論述」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

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  • 書籍名:納得できる地理論述
  • 出版社:河合出版
  • 著者:伊藤彰芳、坂本勉、佐藤裕治、中野泰男、仁科淳司
  • 最終改訂:2009年

「納得できる地理論述」は、河合出版から出版されている地理の参考書・問題集です。

ページ構成

「納得できる地理論述」は、以下の4章から成り立っています。

  • 第1章 論述問題の内容と対策
  • 第2章 論述問題のタイプ ー主要大学の出題傾向
  • 第3章 論述問題のテーマ別対策
  • 第4章 演習問題

「納得できる地理論述」は、大学受験において地理の論述問題を解く機会のある人に向けた参考書・問題集となっています。

地理の論述問題のタイプから、テーマ別の演習まで、これ1冊で記述対策がしっかりできるものになっています。

なお、第3章「論述問題のテーマ別対策」については「気候」「食料問題」など22の頻出テーマを扱っています。

第4章「演習問題」では、8テーマを扱っています。

「納得できる地理論述」のレビュー

  • オススメ度:★★★★☆
  • オススメする人:二次試験で地理の論述が必要な人

この「納得できる地理論述」は、二次試験で地理の論述が必要な人に向いている参考書・問題集になります。

地理が二次試験で出題される可能性があるのは文系の受験生ですが、そもそも文系で地理を選択する人が少ないこと、記述式で出題する大学が少ないことから、地理の記述対策問題集はかなり数が限られています。

そんななか、この「納得できる地理論述」は1冊で地理論述の基礎から実践までカバーできる数少ない参考書・問題集と言えるでしょう。

また、論述問題だけでなく、二次試験レベルの選択問題もあわせて収録されているのが特徴です。

使用する時期としては、夏までに地理の教科書範囲を一通り学び(現役生は必要に応じて先取り)、夏〜初秋にかけて地理論述の基礎を固める段階がオススメです◎

そのあと、過去問に移行するという流れです。

地理論述が課される受験生にはぜひ取り組んでもらいたいということから、オススメ度★★★★☆としました。

「納得できる地理論述」の使い方

ここからは、筆者オススメの「納得できる地理論述」のつかいかたを紹介していきます♪

途中の「頻出問題」も解く

まずは冒頭から読み、地理論述の基礎的事項を押さえていきます。

すると、ところどころに「用語論述の頻出用語」「頻出のテーマ論述」といったコラムのようなコーナーに、数十個の論述テーマが並んでいます。

この論述テーマは、地理の基礎的な論述をマスターするうえで有効なテーマになるので、しっかり時間を割いて取り組むべきです◎

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

夏にあまり地理論述に時間をかけられないという人であれば、第1章・第2章を読んだうえで、この「頻出問題」コーナーのみピックアップしても、充分よい勉強になります!

添削は必須ではない

地理の記述というと、先生に添削してもらわないといけないのかな?と思うかもしれません。

「近くに塾や予備校もないし、高校の先生が添削できるのかな…」と不安になる人もいるのではないでしょうか。

実は、地理の記述対策に必ずしも添削は必要ではありません!

私も、浪人時は模試以外は一切先生に添削してもらうことはありませんでした。

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

予備校に無料添削サービスがあったけど、先生と1対1で話すなんて恥ずかしくて申し込めなかったんだよね笑

人に添削してもらわなくても、「納得できる地理論述」には解答に含むべきキーワードも示されているので、それを採点基準をして自分の解答を自分で添削することができます。

私は最終的に自分で採点基準をつくれるようになりました。

ここまで来れば無敵です。

次の日に復習をしよう

自分で書いた解答が、全然模範解答とちがうかったよ…

そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を記述してみましょう。

次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎

もちろん、1周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は地理の「納得できる地理論述」を紹介しました!

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!

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