こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、漢文の勉強に使われる「全レベル問題集 漢文2」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
詳しいプロフィールはこちら
「全レベル問題集 漢文2」の基本情報
まずは「全レベル問題集 漢文2」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:全レベル問題集 漢文2
- 出版社:旺文社
- 著者:三羽邦美
- 最終改訂:2022年
「全レベル問題集 漢文2」は、旺文社から出版されている漢文の問題集です。
この「全レベル問題集 漢文」シリーズは、1、2、3とレベル別に3巻構成になっています。
ページ構成
「全レベル問題集 漢文2」は、以下の4つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答・解説
- 書き下し文
- 現代語訳
「全レベル問題集 漢文2」はサブタイトルにある通り、共通テストレベルの問題が10題掲載されています。
出典は共通テスト3題、共通テスト試行調査2題、センター試験5題となります。
「全レベル問題集 漢文2」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:はじめて漢文読解の勉強をする人/共通テストのみで漢文を受験する人
この「全レベル問題集 漢文2」は、はじめて漢文読解の勉強をする人や共通テストのみで漢文を受験する人に向いている問題集になります。
あくまで「読解」の問題集になるので、本書を始める前に「基礎からのジャンプアップノート漢文句法・演習ドリル」や「ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習」などの、知識・句法を基礎固めするための参考書・問題集は一通り解いておきましょう。
そのうえで、漢文読解の勉強の1冊めとして使えるのがこの「全レベル問題集 漢文2」になります。
漢文が共通テストだけという人なら、文法基礎固め→「全レベル問題集 漢文2」→過去問というステップになるでしょう。
2次試験で漢文が必要な人なら文法基礎固め→「全レベル問題集 漢文2」→志望レベルに合わせた問題集 or 過去問というステップがオススメです。
ちなみに、国公立大や最難関私大の2次試験で漢文が必要な人で、漢文はそこそこできるという人であれば、「全レベル問題集 漢文2」をとばして「全レベル問題集 漢文3」にいくという選択肢もアリです◎
「全レベル問題集 漢文2」の使い方
ここからは、筆者オススメの「全レベル問題集 漢文2」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り問題を解く
まずは、通常通り問題を解いていきましょう。
「全レベル問題集 漢文2」は目安となる解答時間は設定されていませんが、共通テストで漢文にかける平均時間・15分を目安としてみてください。
時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?
時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。
初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!
2周目は、書き下し&現代語訳をしていく
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
2周目以降は、基礎編・演習編ともに書き下し&現代語訳をしながらすべての問題を解いていきましょう!
というのも、大学入試の漢文において出題される「現代語訳しなさい」「説明しなさい」という問題は、該当箇所を書き下し、1語1語忠実に訳すことで点数をもらえるからです。
2周目でこれだけできるようになろうと思うと、1周目でしっかり句法を理解しておく必要があります!
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は の「全レベル問題集 漢文2」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!