こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、数学の勉強に使われる「数学 上級問題精講」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「数学 上級問題精講」の基本情報
まずは「数学 上級問題精講」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:数学 上級問題精講
- 出版社:旺文社
- 著者:長崎憲一
- 最終改訂:2015年
「数学 上級問題精講」は、から出版されている数学の参考書・問題集です。
この「数学問題精講」シリーズは、入門、基礎、標準、上級の4巻構成となっています。
ページ構成
「数学 上級問題精講」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 問題
- 精講
- 解答
「数学 上級問題精講」は、難関大学受験に頻出の問題を収録した問題集となっています。
「問題」は、全国の難関大学の過去問が出典となっています。
「精講」は解答の方針で、この「精講」を踏まえて実際の受験で書くべき「解答」が示されています。
「数学 上級問題精講」のレビュー
- オススメ度:★★☆☆☆
- オススメする人:国公立大・難関私大理系志望の人/最難関国公立大文系志望の人
この「数学 上級問題精講」は、国公立大・難関私大理系志望の人/最難関国公立大文系志望の人に向いている参考書・問題集になります。
ターゲット層は「数学 標準問題精講」と同じですが、用途が異なります。
「標準」が夏までの基礎固めに使う問題集で、「上級」が秋の演習に使う問題集、といった立ち位置です。
なお、「数学 上級問題精講」の問題数はI+A+II+Bが147題、IIIが138題となっています。
ただし、「数学 上級問題精講」がターゲットとする最難関国立大の場合、過去問たくさん手に入るので、秋の演習として「数学 上級問題精講」よりも過去問をするべき、ともいえます。
とはいえ、特に理系の医学部志望の人だと、秋の時点で志望校が確定ではなく、特定の大学に絞った演習は避けたい、という人も一定数いると思います。
そういった人には、ちょうどよい演習の1冊になるかな、というところです。
その点を加味して、オススメ度★★☆☆☆としました。
「数学 上級問題精講」の使い方
ここからは、筆者オススメの「数学 上級問題精講」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは問題を自力で解く
まずは、夏までに基礎固めした解法を使って、どこまで問題が解けるか実力をはかってみましょう。
解けなかったり、自信のない問題には、チェックをつけて後から振り返りやすいようにしておきます。
類題は、勉強時間と要相談
先ほど、この「数学 上級問題演習」の問題数を紹介しましたが、一部は「類題」という形で掲載されています。
まずは類題以外の問題を優先して取り組みましょう。
他の科目の勉強時間をしっかり確保しないといけない、という場合は、類題は解かなくてもOKです◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は数学の「数学 上級問題精講」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!