こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文解釈の基礎固めに使われる「超入門英文解釈の技術60」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「超入門英文解釈の技術60」の基本情報
まずは「超入門英文解釈の技術60」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:超入門英文解釈の技術60
- 出版社:桐原書店
- 著者:桑原信淑
- 最終改訂:2018年
「超入門英文解釈の技術60」は、桐原書店から出版されている英文解釈の参考書です。
この「英文解釈の技術」シリーズは、超入門60、入門70、基礎100、100の4巻構成になっています。
ページ構成
「超入門英文解釈の技術60」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 次の英文を訳しなさい(例題)
- 例題の解説
- 演習(巻末)
1単元が見開き1ページからなり、左上に「次の英文を訳しなさい」と例題があります。
ページの残りは、英文の解釈をみっちりと書いてくれています。
このような形式で、英文を読むうえでのポイントが60個収録されています。
60の例題に対応する演習問題が1問ずつ、巻末に掲載されています。
「超入門英文解釈の技術60」のレビュー
- オススメ度:★☆☆☆☆
- オススメする人:高1・2から英文解釈に取り組みたい人
この「超入門英文解釈の技術60」は、高1・2から英文解釈に取り組みたい人に向いている参考書・問題集になります。
「超入門英文解釈の技術60」の大きな特徴として、「高校入試レベルの素材を使用している」ことが挙げられます。
そのため、高1・2の非受験生でも取り組みやすくなっています◎
ただし、高1・2年生が英語で取り組むべきなのは
- 単語力向上
- 文法の基礎固め(特に国公立大志望者)
- 英検の取得
と筆者は考えているので、英文解釈の勉強は必ずしも踏まないといけないステップとは思いません。
一方、受験生が取り組むには少し易しすぎますし、「英文解釈の技術」シリーズ1冊あたりのボリュームを考えると、1年間で2レベルこなすは厳しいように思います。
英語の勉強は解釈のしかたを学ぶだけでなく、長文読解の実践練習なども必要なので、解釈ばかりに時間を使うわけにもいきません。
そのため受験生は「入門70」「基礎100」「100」の中から、志望校のレベルと自分の英語のレベルを踏まえて、最適なレベルの1冊を完璧にするのがオススメです。
その点を加味して、オススメ度★☆☆☆☆としました。
「超入門英文解釈の技術60」の使い方
ここからは、筆者オススメの「超入門英文解釈の技術60」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り例題を解く
まずは、各単元ページの左上にある例題を自力で解き、英文和訳をしましょう。
その後解説を読んで、自分の書いた和訳を採点したら、例題の英文にSVOCをふってみましょう!
このSVOCをが解説通りふることができれば、構造をしっかり理解できているということです◎
これができたら、巻末の演習問題に取り組みましょう!
次の日に復習をしよう
自分で書いた和訳が、全然模範解答とちがうかったよ…
そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。
次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
2周目以降は、解説を読まずに自力で和訳+SVOCまでやってみましょう!
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「超入門英文解釈の技術60」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!