こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、京都大学卒・元塾講師で、現在も高校生の指導を多く行う筆者が、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、参考書・問題集のレビューをお届けしていますが、今回は、現代文の勉強に使われる「現代文プラチナルール」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「現代文プラチナルール」の基本情報
まずは「現代文プラチナルール」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:現代文プラチナルール
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:柳生好之
- 最終改訂:2020年
- ページ数:192ページ
「現代文プラチナルール」は、KADOKAWAから出版されている現代文の参考書・問題集です。
ページ構成
「現代文プラチナルール」は、現代文頻出の問題形式を、8つのテーマに分けて解説しています。
8つのテーマは、以下の通りです。
- 傍線部内容説明問題
- 傍線部理由説明問題
- 心情把握問題
- 記述式問題
- 空所補充問題
- 説文補充問題
- 文整序問題
- 内容真偽問題
これら8テーマを、さらに35の「プラチナルール」に分けて解説しています。
学んだルールを使って問題を解く練習として、1~3ルールおきに実践問題が用意されています。
実践問題は全部で19題です。
「現代文プラチナルール」のレビュー
- オススメ度:★★★★☆
- オススメする人:大学受験で現代文を受験するすべての受験生
- オススメする時期:現代文の「読み方」「解き方」を初めて学ぶ、受験年の春頃
「現代文プラチナルール」は、オススメ度★★★★☆の参考書・問題集です。
オススメする人
この「現代文プラチナルール」は、大学受験で現代文を受験するすべての受験生に向いている参考書・問題集になります。
大学受験における現代文の読み方は、学校で教えられる先生も少なく、塾や予備校で習うか、読解法習得に特化した参考書・問題集のどちらかは必須、と筆者は考えています。
「現代文めちゃめちゃ得意です!」って人は不要かもしれませんが、稀ですよね汗
この「現代文プラチナルール」は、現代文の正しい読み方をマスターできる参考書・問題集の代表格だと思います。
「現代文プラチナルール」では、選択問題や抜き出し問題など、基本的な形式の問題通して現代文の「読み方」「解き方」を学ぶことができるので、全受験生がやっておきたい1冊です。
オススメする時期
「現代文プラチナルール」を使うのにおすすめのシーズンは、現代文の「読み方」「解き方」を初めて学ぶ、受験年の春頃です。
受験勉強の最初に、正しい現代文のアプローチを学んでおきましょう。
メリット
本書のメリットとしては、現代文読解の解法が体系的に説明されている、という2点が挙げられます。
この「現代文プラチナルール」最大のメリットは、現代文読解の解法を体系的に学べるところです。
現代文読解をテーマにした参考書・問題集には、解法の説明はなく、演習問題に特化したものも多いです。
そのなかで、読解問題の解法をパターン別に解説し、さらに各パターンに対応した問題で練習できる「現代文プラチナルール」は、読解力養成のための1冊めに非常におすすめできます。
さらに、35の「プラチナルール」が解説されており、ここまで細分化して説明してくれる参考書・問題集は他にありません。
デメリット
一方デメリットとしては、記述対策には不十分である、という点が挙げられます。
本書のテーマ5「記述問題」として、現代文記述対策についても説明されていますが、量は少なめなので、各大学の2次試験で記述が課せられる人については、記述対策用の参考書・問題集は別途用意したほうがよいと思います。
「現代文プラチナルール」の使い方
ここからは、筆者オススメの「現代文プラチナルール」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、プラチナルールの解説を読む
まずは、各プラチナルールの解説を読みましょう。
このルールの設問が出題された場合の、本文を読むコツや、解き方を確認します。
実践問題を解く
ルールの解説を読み、解法の方針が理解できれば、実践問題を解いて実際にやってみましょう。
プラチナルールの解説を読む+1問実践問題を解く、ここまで1日で取り組みましょう。
次の日に復習をしよう
自分で書いた解答が、全然模範解答とちがうかったよ…
そんなときは、プラチナルールの解説を読む+1問実践問題を解いた翌日に、1日復習の日を設けて、もう一度解いてみましょう。
次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は現代文の「現代文プラチナルール」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!