こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文読解の勉強に使われる「入門英語長文問題精講」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
詳しいプロフィールはこちら
「入門英語長文問題精講」の基本情報
まずは「入門英語長文問題精講」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:入門英語長文問題精講
- 出版社:旺文社
- 著者:三浦淳一
- 最終改訂:2019年
「入門英語長文問題精講」は、旺文社から出版されている英文読解の参考書・問題集です。
ページ構成
「入門英語長文問題精講」は、大学入試入門レベルの英文が、全24題出題されています。
本書によると、レベルは「入試準備〜私大標準」となっています。
語数は200〜500語といったところです。
各問題は、以下の5つの要素から成り立っています。
- 問題
- 英文の構造
- 全文訳
- 語句
- 精講
この「入門英語長文問題精講」の特徴として、「英文の構造」で全文のSVOCを確認することができます!
また、「精講」については、各問題で重要な文法や構文の確認となっています。
「入門英語長文問題精講」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:初めて大学入試の英語長文の勉強をする人
この「入門英語長文問題精講」は、初めて大学入試の英語長文の勉強をする人に向いている参考書・問題集になります。
また、先述の通り全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、問題数以上に充実の内容となっているので、1冊しっかりやりこむだけで英文読解の力がつくものになります。
ただし、「初めて大学入試の英語長文の勉強をする人向け」ということで、取り組むタイミングは目標によって変わってきます。
「入門英語長文問題精講」に収録されている中堅私大から、上位私大あたりを目標とする人は、高3の夏頃の、英文読解の1冊めにおすすめです。
英文が長めの上位~最難関私大や、国公立大を志望する人の場合、長さ・本文内容の難しさともに高3になってから「」に取り組むと時間が足りなくなるかもしれません。
そのため、高2までに取り組めているとよいでしょう◎
「入門英語長文問題精講」の使い方
ここからは、筆者オススメの「入門英語長文問題精講」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り問題を解く
まずは、通常通り問題を解いていきましょう。
また、英語の長文は、目で追って読むだけでは思考が停止してしまうのでオススメできません。
スラッシュリーディングをする人が多いと思います。
どの問題も一度解いたきり、というわけではなく複数回解くことになるので、スラッシュを消すと時間と消しゴムがもったいないです。
本文だけでもコピーをしておくことをオススメします!
解答・解説からも学ぶ!
先述の通り「入門英語長文問題精講」は、全文のSVOC、和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、充実の内容になっています。
そのため、解答・解説からも学ぶつもりでしっかり読み込みましょう!
「入門英語長文問題精講」の前に「入門英文解釈の技術70」「英文解釈の技術100」などに取り組み、SVOCのふりかたや和訳のしかたを学んだ人は、この問題集でもSVOCや和訳を実践してみてもいいでしょう。
この「」に収録されている英文はSVOCや和訳も無理なくできる長さです。ただし、英語にあまり時間をかけられないという人は、全文ではなく、よくわからないところだけにしぼってもOKです◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
英語長文の場合、翌日などに復習してしまうと問題文を覚えているので、1周やりきってから2周めに入るとよいでしょう。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「入門英語長文問題精講」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!