「ポラリス英作文１」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、英作文の勉強に使われる「ポラリス英作文１」についてレビューしていきます♪

「ポラリス英作文１」の基本情報

まずは「ポラリス英作文１」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「ポラリス英作文１」は、KADOKAWAから出版されている英作文の参考書・問題集です。

この「ポラリス英作文」シリーズは、１和文英訳編、２自由英作文編と２巻構成になっています。

ページ構成

「ポラリス英作文１」は、以下の９つの章から成り立っています。

さて、ここでいう「型」とは何なのか？というところですが、以下のように説明されています。

文法型

高１・２の文法学習にもよく出題されるような和文英訳です。

比較的短文で、ひと目見て「あの文法/構文だ」とわかるものです。

思考型

いきなり和文英訳する前に、日本語を解釈しなおすなど、国語の問題として１ステップ考える必要があるタイプです。

知識型

英作文特有の表現を知っていないと書けないタイプです。

テーマ型

「自然環境」「IT」などのように、テーマのあるタイプです。

頻出の語句については覚えておく必要があります。

各章は３〜４レッスンに分かれており、全部で30のレッスンがあります。

さらに、各レッスンは２〜４問の入試問題からなります。

各問題の構成は、以下の通りです。

「ポラリス英作文１」のレビュー

この「ポラリス英作文１」は、大学受験において英作文を必要とする人に向いている参考書・問題集になります。

筆者は、英作文の典型的な型を学ぶことが非常に重要だと考えています。

英文法を学ぶステップで確かにたくさん英作文を書きますが、それだけでは英作文を書くための構文は足りません。

英作文によくつかえる構文をおさえていく必要があります。

本書によると、メインターゲットはGMARCH、関関同立、一般国公立大学だそうです。

特にこのうち、私立大学志望の人だと、たいして問題数も多くない英作文に、対策時間はあまりかけられないな…と思うかもしれません。

このあたりの大学を志望し、かつ求められる作文量があまり多くない、とい人には特におすすめです。

ネットから目次で出典大学を確認できるので、目次で自分の志望大学を見つけた人にはちょうどよいでしょう◎

ただし、京大や阪大のように、かなり長い和文英訳を求められる大学の志望者にとっては、文が短めかもしれません。

「ポラリス英作文１」の使い方

ここからは、筆者オススメの「ポラリス英作文１」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り問題を解く

まずは、各セクションの冒頭にある問題を自力で解いて和文英訳をしましょう。

問題を解けたら、解説を読みながら自分の書いた英作文を添削していきます。

この「ポラリス英作文」は「添削不要！自分でできる！」というのをコンセプトに、採点基準はしっかり書いてくれています。

そのため、自己採点もしやすいでしょう◎

このステップで、自分の知らない表現があればリストアップしておくとよいでしょう。

次の日に復習をしよう

そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。

次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎

もちろん、１周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も１周だけでは身に付かないので、２周・３周と繰り返します。

特に英作文の場合、共通テストの直前期は勉強を一旦ストップすることになるので、共通テスト後のリハビリに再度しっかりやりこむことをオススメします♪

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は英作文の「ポラリス英作文１」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！