「ポラリス英作文２」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、英作文の勉強に使われる「ポラリス英作文２」についてレビューしていきます♪

「ポラリス英作文２」の基本情報

まずは「ポラリス英作文２」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「ポラリス英作文２」は、KADOKAWAから出版されている英作文の参考書・問題集です。

この「ポラリス英作文」シリーズは、１和文英訳編、２自由英作文編と２巻構成になっています。

ページ構成

「ポラリス英作文２」は、以下の６つの章から成り立っています。

各章は３〜５レッスンに分かれており、全部で26のレッスンがあります。

１レッスンにつき１つ、実際の入試問題が扱われています（一部オリジナル問題もあり）。

各問題の構成は、以下の通りです。

「ポラリス英作文２」のレビュー

この「ポラリス英作文２」は、大学受験においてテーマ型自由英作文を必要とする人に向いている参考書・問題集になります。

※ここで言う「テーマ型英作文」とは、「〇〇についてどう思うか」という出題形式を指します。

自由英作文に特化した参考書・問題集はあまり多くないですが、問題・解説ともに充実した１冊です。

自由英作文となると添削を受けて書き直すのも必要なので、膨大な量の問題はなかなかこなせません。

また、通常の和文英訳もあわせて出題される大学であれば、自由英作文にかけられる時間自体が少ないので、この「ポラリス英作文２」のように少ない問題数で集中的に学べるのはよいでしょう。

ただし、この「ポラリス英作文２」はテーマ型の自由英作文がほとんどで、「イラストを見て書く」「メールの返事」といった、さまざまな形式で自由英作文が出題される大学を志望する場合は、演習量が少なくなってしまいます。

さまざまな形式で自由英作文が出題される大学の受験生には、問題数の豊富な「すぐ書ける自由英作文」などがオススメです。

そういった点を加味して、オススメする人はテーマ型自由英作文を必要とする人、オススメ度は★★★☆☆としました。

「ポラリス英作文２」の使い方

ここからは、筆者オススメの「ポラリス英作文２」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、解いてみる

まずは、各テーマ自分なりの解答を作ってみましょう。

「○語程度で書きなさい」と指示のあるものもありますが、自分の志望する大学の自由英作文が毎年同じ語数で出題されているなら、その語数で書くのもアリだと思います。

自由英作文は添削してもらったほうがよい

筆者は、国語や英語の記述問題の添削は、必ずしも必要ではないと考えています。

ただし、自由英作文は通常の和文英訳よりも自分での添削が難しいです。

というのも、文法の正確さだけでなく、論理構造なども見られるからです。

そのため、可能であれば学校や塾の先生に診てもらいましょう◎

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は英作文の「ポラリス英作文２」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！