こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文法の勉強に使われる「ポラリス英文法1」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「ポラリス英文法1」の基本情報
まずは「ポラリス英文法1」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:ポラリス英文法1
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:関正生
- 最終改訂:2017年
「ポラリス英文法1」は、旺文社から出版されている英文法の参考書・問題集です。
この「ポラリス英文法」シリーズは、1標準編、2応用編、3発展編と3巻構成になっています。
ページ構成
「ポラリス英文法1」では、高校英文法の重要事項を、以下の5つの章にわけて取り組んでいきます。
- 動詞関連
- 準動詞
- 構造系
- 品詞系
- 文型
各章は、さらに4~7のセクションにわかれています。
各章で取り扱う文法は、以下のようなものがあります。
動詞関連
時制や助動詞、仮定法の使い方を学ぶ章になっています。
準動詞
不定詞や動名詞、分詞の使い方を学ぶ章になっています。
構造系
関係詞や比較、疑問、強調などを学ぶ章になっています。
品詞系
前置詞、接続詞など、各品詞の使い方を学ぶ章になっています。
文型
5文型に関する問題を学ぶ章になっています。
また、各セクションは下記のような要素から成り立っています。
- 解説ページ
- 問題演習(STEP1、STEP2)
- 問題の解説
演習問題は4択問題中心のSTEP1と、誤文訂正や整序英作などさまざまな形式があるSTEP2からなります。
「ポラリス英文法1」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人
この「ポラリス英文法1」は、英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人に向いている参考書・問題集になります。
レベルとしては共通テスト~日東駒専レベルで、この本ができると共通テスト8割、TOEIC400点程度の得点を目指すことができ、英検準2級~2級に合格できるくらいです。
英文法の参考書・問題集というと、解説特化型と、問題演習型と分かれているケースも多いので、1冊で両方できるのはこの「ポラリス英文法1」のよいところです!
「文法が独立した大問で出題される大学を受験する人」以外にはおすすめではないですか?
文法が独立した大問では出題されない大学を受験する、という人は、「基礎英文法問題精講」の優先順位は下がります。
というのも、かつてのセンター試験には文法問題があったのが、共通テストになってから廃止されたため、国公立大のみ受験するという人であれば、文法問題のみを解く機会があまりないからです。
ただし、文法が大の苦手、という人は使用してもよいかもしれません。
難関大になるほど、文法の独立問題は減ります。筆者は「うちに入る人は文法は当たり前にできるよね」という大学からのメッセージだと思っています。文法の独立問題がない大学を志望する人は、高2までに文法を完成させて高3は読解・和訳・英作文に注力するべきでしょう。
なお、セクションが多く分かれているので、1セクションあたりの問題数が少なくて不安に感じる人もいるかもしれません。
不安な人は、問題演習に特化した「Next Stage」のような参考書・問題集と並行して進めるとよいでしょう。
「ポラリス英文法1」の使い方
ここからは、筆者オススメの「ポラリス英文法1」のつかいかたを紹介していきます♪
解説ページを読もう
まずは、解説ページを読むところから始めましょう。
読むなかで理解できないところがあれば、学校や塾の先生に聞くなどして、疑問を解決しておきます。
問題を解こう
解説ページを1セクション読み、理解ができたら、その章に対応する問題を解いていきましょう。
1問1問に解説がついているので、間違えた問題はしっかり振り返り、解説だけでは理解しきれないところは、精読編に戻りましょう。
精読編を読んでも解決しない場合は、学校や塾の先生に質問してみましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
ちなみに、2周め以降取り組む際は、基礎事項に自信がある単元については精読編を飛ばしてもよいでしょう。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文法の「ポラリス英文法1」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!