こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文読解の基礎固めに使われる「ポラリス英語長文3」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「ポラリス英語長文3」の基本情報
まずは「ポラリス英語長文3」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:ポラリス英語長文3
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:関正生
- 最終改訂:2016年
「ポラリス英語長文3」は、KADOKAWAから出版されている英文読解の参考書です。
この「ポラリス英語長文」シリーズは、1標準編、2応用編、3発展編の3巻からなっています。
ページ構成
「ポラリス英語長文3」は、以下の4つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答
- 解説
- 構造分析
全12題の英文が掲載されており、本書によると中堅私立大レベルの英文をピックアップしています。
語数としては、600~1200語と幅広くなっており、長さよりも英文の内容のレベルをもとにセレクトされています。
解答・解説は、問題に関係する箇所に限らず、全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されており、充実の内容になっています。
「ポラリス英語長文3」のレビュー
- オススメ度:★★☆☆☆
- オススメする人:上位~難関大のうち、英語長文が長めの大学を志望する人
この「ポラリス英語長文3」は、上位~難関大のうち、英語長文が長めの大学を志望する人に向いている問題集です。
また、先述の通り全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、問題数以上に充実の内容となっているので、1冊しっかりやりこむだけで英文読解の力がつくものになります。
ただし、600~1200語レベルの長文となると、出題されるのは上位~難関大がほとんどですし、こういった大学は大学別英語の参考書・問題集が出版されているので、わざわざ「ポラリス英語長文3」にこだわる必要はないです。
その点を加味し、オススメ度★★☆☆☆としました。
「ポラリス英語長文3」の使い方
ここからは、筆者オススメの「ポラリス英語長文3」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り問題を解く
まずは、通常通り問題を解いていきましょう。
「ポラリス英語長文3」は各問題に目安となる解答時間が設定されているので、まずはその時間通りに解いてみましょう!
時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?
時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。
初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!
また、英語の長文は、目で追って読むだけでは思考が停止してしまうのでオススメできません。
スラッシュリーディングをする人が多いと思います。
どの問題も一度解いたきり、というわけではなく複数回解くことになるので、スラッシュを消すと時間と消しゴムがもったいないです。
本文だけでもコピーをしておくことをオススメします!
解答・解説からも学ぶ!
先述の通り「ポラリス英語長文3」は、全文の和訳と単語・熟語の解説が掲載されているなど、充実の内容になっています。
そのため、解答・解説からも学ぶつもりでしっかり読み込みましょう!
「ポラリス英語長文3」の前に「入門英文解釈の技術70」「英文解釈の技術100」などに取り組み、SVOCのふりかたや和訳のしかたを学んだ人は、この問題集でもSVOCや和訳を実践してみてもいいでしょう。
ただし、600~1200語となると、さすがに全文の構造分析をするのは厳しくなってくるので、重要箇所に絞ってSVOCをふるとよいでしょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
英語長文の場合、翌日などに復習してしまうと問題文を覚えているので、1周やりきってから2周めに入るとよいでしょう。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「ポラリス英語長文3」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!