こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英作文の勉強に使われる「英作文プラチナルール」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
詳しいプロフィールはこちら
「英作文プラチナルール」の基本情報
まずは「英作文プラチナルール」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:英作文プラチナルール
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:関正生
- 最終改訂:2016年
「英作文プラチナルール」は、KADOKAWAから出版されている英作文の参考書・問題集です。
ページ構成
「英作文プラチナルール」は、以下の3つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答例
- 解説(プラチナルールを含む)
また、章立ては以下のようになっています。
- 和文英訳(1) 英作文の心構え
- 和文英訳(1) 「結局どういうこと?」という発想で攻める!
- 和文英訳(1) 「疑問詞変換」というテクニック
- 和文英訳(1) 「対比」を利用したテクニック
- 和文英訳(2) 「文脈」がモノを言う英作文
- 和文英訳(2) 「日本語具体化」のテクニック
- 和文英訳(2) 日本語を「スッキリさせる」英作文
- 和文英訳(2) 「比喩」を訳す
- 英文中英作文 英文中の英作文対策(1)
- 英文中英作文 英文中の英作文対策(2)
- 英文中英作文 英文中の英作文対策(3)
1セクションにつき2つの問題を扱っています。
前半の「和文英訳」は、ある程度の長さの日本語を一部、もしくは全部英訳する問題です。
後半の「英文中英作文」は、ある程度の長さの英文のうち、一部が日本語で書かれており、ここを英訳する問題です。
また、巻末には「グラフを使った英作文(自由英作文寄り)」と「日常会話の英作文」が収録されています。
「英作文プラチナルール」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:大学受験において短めの和文英訳を必要とする人
この「英作文プラチナルール」は、大学受験において短めの和文英訳を必要とする人に向いている参考書・問題集になります。
収録されている問題は全体的に短めの英訳問題になっているので、まとまった量の英訳が求められる大学を受験するという人には、あまり向いていません。
長い英訳が必要という人であれば、「英作文が面白いほど書ける本」のほうが向いていて、こちらは本の後半になるにつれて問題文が長くなっていきます。
また、問題数が全部で20題なので、英作文が苦手な人、英作文にしっかり時間をかけられる人は、問題数の多い参考書・問題数に取り組むのがよいでしょう。
「英作文プラチナルール」の使い方
ここからは、筆者オススメの「英作文プラチナルール」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、通常通り問題を解く
まずは、各レッスンの冒頭にある問題を自力で解いて和文英訳をしましょう。
問題を解けたら、解説を読みながら自分の書いた英作文を添削していきます。
この「英作文プラチナルール」は1問1問の解説もしっかり書いてくれているので、自己採点もしやすいでしょう◎
自分で添削することも重要な勉強です!
このステップで、自分の知らない表現があればリストアップしておくとよいでしょう。
また、「英作文プラチナルール」は問題数が少ないので、1日1問、時間をかけてじっくり取り組んでいく余裕があります◎
次の日に復習をしよう
自分で書いた英訳が、全然模範解答とちがうかったよ…
そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。
次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
特に英作文の場合、共通テストの直前期は勉強を一旦ストップすることになるので、共通テスト後のリハビリに再度しっかりやりこむことをオススメします♪
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英作文の「英作文プラチナルール」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!