「ひと目でわかる 英文読解」のレベル・使い方は?元塾講師がレビュー!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!

今回は、英文解釈の基礎固めに使われる「ひと目でわかる 英文読解」についてレビューしていきます♪

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

「ひと目でわかる 英文読解」の基本情報

まずは「ひと目でわかる 英文読解」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

  • 書籍名:ひと目でわかる 英文読解
  • 出版社:教学社
  • 著者:登木健司
  • 最終改訂:2021年

「ひと目でわかる 英文読解」は、教学社から出版されている英文解釈の参考書です。

ページ構成

「ひと目でわかる 英文読解」は、以下の5つの要素から成り立っています。

  • 問題
  • 語句
  • 構造
  • 対訳
  • 解説

また、本全体としては、英文解釈に必要なポイントを解説した1文完結型の「基礎編」と、実際の入試で出題された2~4文の英文からなる「実践編」にわかれています。

基礎編・実践編それぞれ17のセクションからなります。

いずれも、最初の1ページに問題・語句が掲載されています。

2ページめ以降は、左ページに構造(SVOC)、右ページに対訳、それぞれのページの下半分は解説、というつくりになっています。

「ひと目でわかる 英文読解」のレビュー

  • オススメ度:★★★☆☆
  • オススメする人:国公立大学を志望し、英語に自信がない人

この「ひと目でわかる 英文読解」は、タイトルに「英文読解」とありますが、英語長文の演習問題が収録されているものではなく、短文で英語の構造把握を練習する「英文解釈」の参考書・問題集です。

筆者は、どんな大学を受験する人も、英文読解の勉強の最初には英文解釈からスタートするべきだと考えています。

英文解釈って和訳?これまで文法の勉強でしてきたよ

という人もいるかもしれませんが、文法の勉強でやってきた和訳と、受験に出る英文解釈というのは一味違います。

文法の勉強でやってきた和訳は「文法の基本ルールを理解しているか」「助動詞の適切な訳ができるか」などの練習でした。

しかし受験で問われやすいのは、どこが主語か、どこが関係代名詞に含まれるのか、構造が見えにくい英文からです。

そのため、ややこしい構造の英文が出題されたときに、どのようにその構造を正しく読み取ればよいのか、ポイントを勉強しておく必要があります。

英文の構造把握を練習する参考書・問題集というと、「英文解釈の技術」シリーズなどもありますが、この「」は国公立大学を志望し、英語に自信がない人におすすめしたいと思います。

国公立大学の英語は記述問題が中心で、ある程度まとまりのある英文の和訳が出題される大学も多いです。

そのような英文は「」の実践編で対策できる一方、前半の基礎編では1文完結型の構造把握・和訳となっており、易しい問題から練習できるからです。

「ひと目でわかる 英文読解」の使い方

ここからは、筆者オススメの「ひと目でわかる 英文読解」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り問題を解く

まずは、各セクション冒頭にある問題を自力で解き、英文和訳をしましょう。

その際、合わせてSVOCをふってみましょう!

和訳が合っているだけだと「何となくの理解」の可能性がありますが、SVOCをが解説通りふることができれば、より深く理解できていると言えるでしょう。

その後解説を読んで、自分の書いた和訳を採点しましょう!

次の日に復習をしよう

自分で書いた和訳が、全然模範解答とちがうかったよ…

そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。

次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎

もちろん、1周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「ひと目でわかる 英文読解」を紹介しました!

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!

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