「マーク式基礎問題集漢文」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、漢文の勉強に使われる「マーク式基礎問題集漢文」についてレビューしていきます♪

「マーク式基礎問題集漢文」の基本情報

まずは「マーク式基礎問題集漢文」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「マーク式基礎問題集漢文」は、河合出版から出版されている漢文の参考書・問題集です。

ページ構成

「マーク式基礎問題集漢文」は、以下の３つの部から成り立っています。

第I部は、基礎的な漢文区形を確認するための問題が収録されています。

第II部、第III部は実際の共通テスト形式に沿った問題となっています。

第II部が11問、第III部が6問となっています。

「マーク式基礎問題集漢文」のレビュー

この「マーク式基礎問題集漢文」は、選択問題が出題される私大を志望する人/漢文は共通テストのみ受験するが、過去問だけでは不安な人に向いている参考書・問題集になります。

あくまで「読解」の問題集になるので、本書を始める前に「基礎からのジャンプアップノート漢文句法・演習ドリル」「ステップアップノート10　漢文句形ドリルと演習」などの、句形を基礎固めするための参考書・問題集は一通り解いておきましょう。

そのうえで、漢文読解の勉強の１冊めとして使えるのがこの「マーク式基礎問題集漢文」になります。

選択問題が出題される私大を志望する人なら、句形基礎固め→「マーク式基礎問題集漢文」→ 志望レベルに合わせた問題集 or 過去問というステップがオススメです。

漢文が共通テストだけという人なら、文法基礎固め→ 「マーク式基礎問題集漢文」→過去問というステップになるでしょう。

特に、この「マーク式基礎問題集漢文」は本来の共通テストより少し易しめに作られているのが特徴なので、いきなり過去問に行くのは不安だな…という漢文が苦手な人に向いています。

国公立大学で記述中心の漢文が必要となる人は、「マーク式基礎問題集漢文」に取り組んでいると時間がなくなってしまいますので、記述対策で共通テスト対策を兼ねるつもりでやっていきましょう。

「マーク式基礎問題集漢文」の使い方

ここからは、筆者オススメの「マーク式基礎問題集漢文」のつかいかたを紹介していきます♪

第I部は人それぞれ

第I部の基本句形確認編については、人それぞれかと思います。

漢文が大の苦手、勉強時間はしっかりとれる！という人ならここから始めてもよいでしょう。

また、国公立志望で、苦手だけどそこまで漢文ばかり時間はとれない…という人なら、第II部からでも十分取り組める内容なので、第I部は飛ばしてもOKです◎

第II部・第III部は、まず通常通り問題を解く

まずは、通常通り問題を解いていきましょう。

「マーク式基礎問題集漢文」は目安となる解答時間は設定されていませんが、共通テスト漢文の標準解答時間・15～20分で解いてみましょう！

時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は漢文の「マーク式基礎問題集漢文」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！