こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、世界史の「マーク式基礎問題集世界史B」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「マーク式基礎問題集世界史B」の基本情報
まずは「マーク式基礎問題集世界史B」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:マーク式基礎問題集世界史B
- 出版社:河合出版
- 著者:知念信一、Guilio植村
- 最終改訂:2021年
「マーク式基礎問題集世界史B」は、世界史の問題集です。
ページ構成
「マーク式基礎問題集世界史B」は、以下の2つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解答・解説
世界史の選択式問題を単元ごとにまとめてくれています。単元は下記の通りです。
- 古代オリエント・ギリシア・ローマなど
- 古代インド・東南アジア・中国王朝など
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ
- ルネサンス以降の近代欧米
- ウィーン体制とナショナリズムの時代
- 欧米諸国の侵略
- 第一次世界大戦と戦間期
- 第二次世界大戦と戦後世界
さらに、この章のなかに世界史の各項目を学ぶための小問がいくつかあり、全部で196題収録されています。
「マーク式基礎問題集世界史B」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:共通テストで世界史を受験する人/選択問題が出題される私大を志望する人
この「マーク式基礎問題集世界史B」は、共通テストで世界史を受験する人/選択問題が出題される私大を志望する人におすすめしたい問題集です。
世界史というと、体系的に説明してくれる参考書はインプット中心で問題が少なく、また問題集というとセンター試験/共通テストの過去問が中心となったものがほとんどです。
この「マーク式基礎問題集世界史B」はセンター試験の過去問に限らず、私大の選択式問題も含まれているので、演習するにはよい1冊です。
共通テストを受験する人からすると、私大の選択式問題は少し形式が違って困惑するかもしれませんが、過去問前のよい練習にはなります◎
選択問題が出題される私大を志望する人も、教科書を超える内容も覚えていく必要があるため、過去問前に1冊やってみるとよいでしょう。
取り組む時期としては、春に体系的に説明してくれる参考書で知識をインプットし、夏以降の演習シーズンがおすすめです。
また、2次試験で記述問題がメインとなる人は、記述に特化して対策&教科書内容より深い一問一答対策に時間がかかるかと思うので、共通テスト対策は過去問を中心に進めていきましょう。
「マーク式基礎問題集世界史B」の使い方
ここからは、筆者オススメの「マーク式基礎問題集世界史B」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは解く
まずは、通常通り問題を解いてみましょう。
「マーク式基礎問題集世界史B」は目安の解答時間は設定されてはいませんが、世界史は共通テスト本番でも時間が足りなくなることはあまりないので、時間は特に意識する必要はありません。
解説を読み込もう
1問1問に解説がついているので、間違えた問題はしっかり振り返り、解説だけでは理解しきれないところは、春に使っていた体系的な解説のある参考書に戻りましょう。
参考書を読んでも解決しない場合は、学校や塾の先生に質問してみましょう。
また、世界史は資料集の情報も重要になりますので、解説と合わせて読み込むようにしましょう。
そして、世界史は流れが大事なので、前後のできごとなども併せて押さえておきましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は世界史の「マーク式基礎問題集世界史B」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!