こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、化学の勉強に使われる「マーク式基礎問題集化学」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「マーク式基礎問題集化学」の基本情報
まずは「マーク式基礎問題集化学」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:マーク式基礎問題集化学
- 出版社:河合出版
- 著者:忽那一也、中村和之
- 最終改訂:2020年
「マーク式基礎問題集化学」は、河合出版から出版されている化学の参考書・問題集です。
ページ構成
「マーク式基礎問題集化学」は、「理論化学・無機化学」「有機化学」の2冊からなります。
それぞれ、以下のような章立てと問題数になっています。
理論化学・無機化学
- 分子(3題)
- 結晶の構造(4題)
- 気体(6題)
- 溶液(7題)
- 物質のエネルギーとその変化(4題)
- 電池と電気分解(8題)
- 反応速度と化学平衡(9題)
- 物質の分類と性質(5題)
- 非金属元素の物質(9題)
- 金属元素の物質(12題)
- 実験器具と試薬の取り扱い(4題)
有機化学
- 有機化合物の構造と特徴(5題)
- 脂肪族化合物(16題)
- 芳香族化合物(14題)
- 天然有機化合物(4題)
- 合成高分子化合物(4題)
「マーク式基礎問題集化学」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:化学は共通テストのみ受験する人/共通テストと同様の形式で数学が出題される大学を受験する人
この「マーク式基礎問題集化学」は、化学は共通テストのみ受験する人や、共通テストと同様の形式で物理が出題される大学を受験する人に向いている参考書・問題集になります。
化学は共通テストのみ・2次試験は化学なし、という人であれば、「マーク式基礎問題集化学」で共通テストへの形式に慣れることを同時に行い、次に共通テストの過去問に進んでもよいでしょう。
基礎的事項を体系的に説明しているものではないので、基礎編など別の参考書・問題集で基礎固めしたうえで、共通テスト過去問に進む前の橋渡しによいでしょう◎
共通テストと同様の形式で物理が出題される大学を受験する人も、基礎固めと本番の形式に慣れるためにオススメの1冊です。
ちなみに、国公立大学の2次試験で化学が必要となる人は、「マーク式基礎問題集化学」に取り組んでいると時間がなくなってしまいますので、2次対策で共通テスト対策を兼ねるつもりでやっていきましょう。
2次ができれば共通テストも解けます◎
「マーク式基礎問題集化学」の使い方
ここからは、筆者オススメの「マーク式基礎問題集化学」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは問題を自力で解く
「マーク式基礎問題集化学」を使うのはほとんどが基礎固めを終えた受験生なので、復習になるかと思います。
そのため、まずは解説を見ずに、自力で問題を解きましょう。
「マーク式基礎問題集化学」は目安の解答時間は設定されてはいませんが、化学は共通テスト本番でも時間が足りなくなることはあまりないので、時間は特に意識する必要はありません。
解けなかったり、自信のない問題には、チェックをつけて後から振り返りやすいようにしておきます。
余裕があれば、マークシートを用意して解いてみてもよいでしょう◎
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は物理の「マーク式基礎問題集化学」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!