こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、地理の「大学入学共通テストへの道 地理」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「大学入学共通テストへの道 地理」の基本情報
まずは「大学入学共通テストへの道 地理」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:大学入学共通テストへの道 地理
- 出版社:山川出版社
- 著者:井川一実、北﨑幸之助、坂本晋一、山田智之、二宮書店
- 最終改訂:2022年
「大学入学共通テストへの道 地理」は、地理の問題集です。
ページ構成
「大学入学共通テストへの道 地理」は、以下の2つの要素から成り立っています。
- 分野別問題演習
- 実践演習
分野別問題演習では、地理の単元ごとにセンター試験・共通テストの過去問をまとめてくれています。
単元は下記の通りです。
- 地図と地理情報(2テーマ)
- 自然環境(4テーマ)
- 自然と産業(4テーマ)
- 人口、都市、民族(3テーマ)
- 地誌(11テーマ)
- 地域調査(3テーマ)
実戦演習は、共通テストの試行調査2回と、2021年の過去問2回が収録されています。
「大学入学共通テストへの道 地理」のレビュー
- オススメ度:★★☆☆☆
- オススメする人:共通テストで地理を受験する人/選択問題が出題される私大を志望する人
この「大学入学共通テストへの道 地理」は、共通テストで地理を受験する人/選択問題が出題される私大を志望する人におすすめしたい問題集です。
センター試験・共通テストの過去問を収録した、演習中心の問題集で、地理の基礎的事項を体系的に説明してくれるものではありません。
そのため、取り組む時期としては、春に体系的に説明してくれる参考書で知識をインプットし、夏以降の演習シーズンがおすすめです。
よいところとしては、各問題の欄外に、各選択肢についての解説がしっかり書かれているところです。
一方で、収録されている問題はいずれも過去問なので、赤本でもできてしまうという点もあります。
これらの点を考慮して、オススメ度★★☆☆☆としました。
ちなみに、2次試験で記述問題がメインとなる人は、記述に特化して対策するのに時間がかかるかと思うので、共通テスト対策は過去問を中心に進めていきましょう。
「大学入学共通テストへの道 地理」の使い方
ここからは、筆者オススメの「大学入学共通テストへの道 地理」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは解く
まずは、通常通り問題を解いてみましょう。
「大学入学共通テストへの道 地理」は目安の解答時間は設定されてはいませんが、地理は共通テスト本番でも時間が足りなくなることはあまりないので、時間は特に意識する必要はありません。
解説を読み込もう
1問1問に解説がついているので、間違えた問題はしっかり振り返り、解説だけでは理解しきれないところは、春に使っていた体系的な解説のある参考書に戻りましょう。
参考書を読んでも解決しない場合は、学校や塾の先生に質問してみましょう。
また、地理は地図帳や資料集の情報も重要になりますので、解説と合わせて読み込むようにしましょう。
そして、地理にはロジックがあるので、単に覚えるだけでなく「なぜそうなるのか」というところをしっかり意識して理解するようにしましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は地理の「大学入学共通テストへの道 地理」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!