「大学入学共通テストへの道　世界史」のレベル・使い方は？元塾講師がレビュー！

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです！

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています！

今回は、世界史の「大学入学共通テストへの道　世界史」についてレビューしていきます♪

「大学入学共通テストへの道　世界史」の基本情報

まずは「大学入学共通テストへの道　世界史」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

「大学入学共通テストへの道　世界史」は、世界史の問題集です。

ページ構成

「大学入学共通テストへの道　世界史」は、以下の３つの要素から成り立っています。

分野別問題演習では、世界史の単元ごとにセンター試験の過去問をまとめてくれています。

単元は下記の通りです。

センター試験の過去問は、2016～2019年の計４回が収録されています。

「大学入学共通テストへの道　世界史」のレビュー

この「大学入学共通テストへの道　世界史」は、共通テストで世界史を受験する人/選択問題が出題される私大を志望する人におすすめしたい問題集です。

センター試験の過去問を収録した、演習中心の問題集で、世界史の基礎的事項を体系的に説明してくれるものではありません。

そのため、取り組む時期としては、春に体系的に説明してくれる参考書で知識をインプットし、夏以降の演習シーズンがおすすめです。

よいところとしては、各問題の欄外に、各選択肢についての解説がしっかり書かれているところです。

一方で、収録されている問題はいずれも過去問なので、赤本でもできてしまうという点もあります。

これらの点を考慮して、オススメ度★★☆☆☆としました。

ちなみに、２次試験で記述問題がメインとなる人は、記述に特化して対策するのに時間がかかるかと思うので、共通テスト対策は過去問を中心に進めていきましょう。

「大学入学共通テストへの道　世界史」の使い方

ここからは、筆者オススメの「大学入学共通テストへの道　世界史」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは「分野別演習」解く

まずは、第Ⅱ部以降の「分野別演習」を、基礎の確認として解いてみましょう。

「大学入学共通テストへの道　世界史」は目安の解答時間は設定されてはいませんが、世界史は共通テスト本番でも時間が足りなくなることはあまりないので、時間は特に意識する必要はありません。

解説を読み込もう

１問１問に解説がついているので、間違えた問題はしっかり振り返り、解説だけでは理解しきれないところは、春に使っていた体系的な解説のある参考書に戻りましょう。

参考書を読んでも解決しない場合は、学校や塾の先生に質問してみましょう。

また、世界史はや資料集の情報も重要になりますので、解説と合わせて読み込むようにしましょう。

共通テスト試行調査・センター試験過去問を解く

「分野別演習」を完璧にすることができたら、本書に収録されている「共通テスト試行調査」「センター試験過去問」を、本番通りに取り組んでみましょう。

取り組む際は時間をはかり、余った時間は見直しに費やすこと、マークシートを用意することなど、本番と同じ環境をつくることを意識してみてください。

また、もっと演習を積みたいという人は、別で共通テスト・センター試験過去問を解いていきましょう。

もちろん、１周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も１周だけでは身に付かないので、２周・３周と繰り返します。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は世界史の「大学入学共通テストへの道　世界史」を紹介しました！

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね！