こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文法の勉強に使われる「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」の基本情報
まずは「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本
- 出版社:旺文社
- 著者:肘井学
- 最終改訂:2021年
「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」は、旺文社から出版されている英文法の参考書・問題集です。
ページ構成
「高校の英文法が1冊でしっかりわかる本」は、以下の11の章から成り立っています。
- 接続詞
- 名詞
- 冠詞
- 代名詞
- 形容詞・副詞
- 前置詞
- 否定・疑問
- 強調・省略
- 動詞の語法
- 形容詞・副詞・名詞の語法
「高校の英文法が1冊でしっかりわかる本」が助動詞や分詞、関係詞といった文法の中心事項のマスターを重視しているのに対し、この「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」は各品詞の使い方や語法を重視した内容となっています。
各章はさらにいくつかのレッスンにわかれており、全部で55のレッスンからなります。
また、巻末に「4技能トレーニング」として、「聞く+読む+話す」ための例文と、「書く」ための穴埋め問題が用意されています。
「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人
この「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」は、英文法が独立した大問で出題される大学を志望する人に向いている参考書・問題集になります。
特に、英文法をイラストなどイメージを用いてマスターしたいという人におすすめの1冊になります。
内容としては「高校の英文法が1冊でしっかりわかる本」の後編のようなものにあたるので、合わせて1冊と思って使用することをおすすめします。
ただし、解説は詳しいのですが、インプットした文法事項をアウトプットして定着度を確認するための問題が、各章1ページずつの4技能トレーニングしかありません。
そのため、「Next Stage」「全レベル問題集」などの演習に特化した参考書と合わせて使うのがよいでしょう。
文法が独立した大問で出題される大学を受験する人」以外にはおすすめではないですか?
文法が独立した大問では出題されない大学を受験する、という人は、「高校の英文法が1冊でしっかりわかる本」シリーズの優先順位は下がります。
というのも、かつてのセンター試験には文法問題があったのが、共通テストになってから廃止されたため、国公立大のみ受験するという人であれば、文法問題のみを解く機会があまりないからです。
ただし、文法が大の苦手、という人は使用してもよいかもしれません。
難関大になるほど、文法の独立問題は減ります。筆者は「うちに入る人は文法は当たり前にできるよね」という大学からのメッセージだと思っています。文法の独立問題がない大学を志望する人は、高2までに文法を完成させて高3は読解・和訳・英作文に注力するべきでしょう。
「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」の使い方
ここからは、筆者オススメの「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは解説を読む
まずは各レッスンの解説を読み、理解を含めましょう。
レッスンのなかには例文もあるので、音読したり、英作文してみたり、音源を聴いてみたり、さまざななアプローチで例文に触れましょう。
並行して演習を
先述の通り、「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」は解説は詳しいのですが、問題数が少ないのがネックです。
文法事項の解説を読んで学んだことが、定着しているのか確認ができません。
そのため、「Next Stage」「全レベル問題集」などを並行して活用し、演習をしていくのがオススメです。
演習を積んだら「4技能トレーニング」へ
巻末の「4技能トレーニング」はより実践的な学習になるので、演習である程度基礎ができてから、進めましょう。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文法の「高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!