「英文読解の原則125」のレベル・使い方は?元塾講師がレビュー!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。

先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!

今回は、英文解釈の基礎固めに使われる「英文読解の原則125」についてレビューしていきます♪

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

「英文読解の原則125」の基本情報

まずは「英文読解の原則125」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

  • 書籍名:英文読解の原則125
  • 出版社:駿台文庫
  • 著者:竹岡広信
  • 最終改訂:2014年

「英文読解の原則125」は、駿台文庫から出版されている英文解釈の参考書です。

ページ構成

「英文読解の原則125」は、以下の9つの章から成り立っています。

  1. 文の基本構造(12テーマ)
  2. 分裂文関連の構造(5テーマ)
  3. 接続詞、同格関連の構造(33テーマ)
  4. 倒置、文要素の移動、関係代名詞関連の構造(25テーマ)
  5. 名詞構文(5テーマ)
  6. 準動詞関連の構文(17テーマ)
  7. 比較の構造(12テーマ)
  8. 仮定法関連の構造(4テーマ)
  9. その他の重要構造(12テーマ)

1単元が見開き1ページからなり、左上に例題があります。

ページの残りは、英文の解釈をSVOCふくめ、みっちりと書いてくれています。

右ページには「チャレンジ!」という形で、類題が掲載されています。

このような形式で、英文を読むうえでのポイントが125個収録されています。

「英文読解の原則125」のレビュー

  • オススメ度:★★★★☆
  • オススメする人:中堅~難関私立大学を志望する人

「英文読解の原則125」は、中堅~難関私立大学を志望する人におすすめの参考書・問題集です。

筆者は、どんな大学を受験する人も、英文読解の勉強の最初には英文解釈からスタートするべきだと考えています。

英文解釈って和訳?これまで文法の勉強でしてきたよ

という人もいるかもしれませんが、文法の勉強でやってきた和訳と、受験に出る英文解釈というのは一味違います。

文法の勉強でやってきた和訳は「文法の基本ルールを理解しているか」「助動詞の適切な訳ができるか」などの練習でした。

しかし受験で問われやすいのは、どこが主語か、どこが関係代名詞に含まれるのか、構造が見えにくい英文からです。

そのため、ややこしい構造の英文が出題されたときに、どのようにその構造を正しく読み取ればよいのか、ポイントを勉強しておく必要があります。

英文構造の把握のしかた、和訳のしかたを学べる1冊になっています。

「英文読解の原則125」の使い方

ここからは、筆者オススメの「英文読解の原則125」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り例題を解く

まずは、各単元ページの左上にある例題を自力で解き、英文和訳をしましょう。

その後解説を読んで、自分の書いた和訳を採点したら、例題の英文にSVOCをふってみましょう!

このSVOCをが解説通りふることができれば、構造をしっかり理解できているということです◎

例題を理解して、「チャレンジ!」へ

「例題」を完璧にできたら、右ページの「チャレンジ!」問題に取り組みましょう!

次の日に復習をしよう

自分で書いた和訳が、全然模範解答とちがうかったよ…

そんなときは、次の日にもう一度同じ問題を和訳してみましょう。

次の日に復習するのが、定着にもっともよいサイクルになります◎

もちろん、1周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。

2周目以降は、解説を読まずに自力で和訳+SVOCまでやってみましょう!

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は英文読解の「英文読解の原則125」を紹介しました!

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!

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