こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、京都大学卒・元塾講師で、現在も高校生の指導を多く行う筆者が、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、参考書・問題集のレビューをお届けしていますが、今回は、古文の勉強に使われる「古文レベル別問題集4」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「古文レベル別問題集4」の基本情報
まずは「古文レベル別問題集4」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:古文レベル別問題集4
- 出版社:東進ブックス
- 著者:富井健二
- 最終改訂:2022年
- ページ数:200ページ
「古文レベル別問題集4」は、東進ブックスから出版されている古文読解の解説書 兼 問題集です。
ページ構成
「古文レベル別問題集4」は、中堅私大レベルの問題が12問収録されています。
「古文レベル別問題集4」のレビュー
- オススメ度:★★★☆☆
- オススメする人:私大志望ではじめて本格的な古文読解の勉強をする人
- オススメする時期:本格的な読解の勉強を始める夏~秋頃
「古文レベル別問題集4」は、オススメ度★★★☆☆の参考書・問題集です。
オススメする人
この「古文レベル別問題集4」は、私大志望ではじめて本格的な古文読解の勉強をする人に向いている参考書・問題集になります。
オススメする時期
「古文レベル別問題集4」を使うのにおすすめのシーズンは、本格的な読解の勉強を始める夏~秋頃です。
あくまで「読解」の問題集になるので、本書を始める前に「古文レベル別問題集2」「基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル」「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」などの、文法を基礎固めするための参考書・問題集は一通り解いておきましょう。
受験勉強を始めた春に古典文法の基礎固め、その後夏にかけて読解方法を学び、その後の夏~秋のはじめにかけて「古文レベル別問題集4」で本格的な読解を始めましょう。
「古文レベル別問題集4」が終われば、受験する私大の過去問に進みましょう。
メリット
本書のメリットとしては、問題文の全文解釈がある、という点が挙げられます。
「古文レベル別問題集4」の大きな特徴として、問題文の全文解釈が収録されている点が挙げられます。
後述していますが、私は「古文レベル別問題集4」に取り組む際には、問題文を品詞分解&現代語訳できるようにすることを推奨しています。
古文は教科書通りの訳ができると点数をしっかりもらえるため、その練習になります。
他の参考書・問題集だと、問題に関係ないところは品詞分解・現代語訳がないものも多いので、この「古文レベル別問題集4」は便利です。
デメリット
デメリットは、特にありません!
「古文レベル別問題集4」の使い方
ここからは、筆者オススメの「古文レベル別問題集4」のつかいかたを紹介していきます♪
まずは、問題を解いていく
まずは、よくある参考書・問題集の使い方ですが、問題を解いていきましょう。
「古文レベル別問題集4」は目安となる解答時間が設定されているので、時間をはかって解いてみましょう。
時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?
時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。
初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!
採点と合わせて、品詞分解&現代語訳をしていく
採点して解説を読むときは、合わせて品詞分解&現代語訳をしていきましょう!
というのも、大学入試の古文において出題される「現代語訳しなさい」「説明しなさい」という問題は、該当箇所を品詞分解し、1語1語忠実に訳すことで点数をもらえるからです。
さらに、品詞分解をしたあとは、敬語の識別(尊敬or謙譲or丁寧)、助動詞・助詞の用法の識別(過去や存続など)をすべて書き込みます。
これらのチェックが終わってから初めて、現代語訳してみましょう。
これだけできるようになろうと思うと、春に古典文法をしっかり理解しておく必要があります!
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は古文「古文レベル別問題集4」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!