「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」のレベル・使い方は?元塾講師がレビュー!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

こちらのサイトでは、京都大学卒・元塾講師で、現在も高校生の指導を多く行う筆者が、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。

さて、参考書・問題集のレビューをお届けしていますが、今回は、現代文の勉強に使われる「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」についてレビューしていきます♪

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」の基本情報

まずは「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」の基本情報について紹介していきます。

基本情報

  • 書籍名:新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編
  • 出版社:スタディーカンパニー
  • 著者:ゴロゴネット編集部
  • 最終改訂:2022年
  • ページ数:224ページ

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」は、スタディーカンパニーから出版されている現代文の参考書・問題集です。

ページ構成

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」では、10の演習問題を収録しています。

内容は評論が8題、随筆が1題、小説が1題となっています。

新・ゴロゴ現代文問題集 基礎・必修編」のレビュー

  • オススメ度:★★★★☆
  • オススメする人:初めて現代文の読解演習する人
  • オススメする時期:春に現代文の「読み方」を一通り学んだあと、初めて演習する夏頃

「新・ゴロゴ現代文 基礎~必修編」は、オススメ度★★★★☆の参考書・問題集です。

オススメする人

この「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」は、初めて現代文の読解演習する人に向いている問題集になります。

一方、記述問題がメインで出題される大学(主に国公立)を受験する人には、この「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」はオススメしません。

記述対策にはかなり時間がかかるため、「新・ゴロゴ現代文 基礎~必修編」で現代文の「読み方」「解き方」を学んだあとは、「書き方」を学ぶ参考書・問題集に進みましょう。

オススメする時期

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」を使うのにおすすめのシーズンは、春に受験勉強最初の1冊で現代文の「読み方」を一通り学んだあと、初めて演習をする夏頃です。

なお、本書は読み方・解き方が体系的に説明されている参考書・問題集ではなく、問題演習メインとなります。

そのため、「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」に取り組む前に、読み方・解き方が体系的に説明されている参考書・問題集をこなしておきましょう。

特にシリーズである「新・ゴロゴ現代文 基礎~必修編」に取り組んでおくと、解説など読みすすめやすいかと思います。

メリット

本書のメリットとしては、本文解説が詳しい、という点が挙げられます。

この「新・ゴロゴ現代文」シリーズは、本文の線引きや記号化に注力している分、解説が充実しています。

本文中のどこに着目して答えを出すのか、対比や並立がどこにあるのか、というのが傍線や矢印を用いてわかりやすく図解してくれています。

デメリット

デメリットは、特にありません!

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」の使い方

ここからは、筆者オススメの「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」のつかいかたを紹介していきます♪

まずは、通常通り問題を解く

まずは、通常通り問題を解いていきましょう。

「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」は各問題に目安となる解答時間が設定されているので、まずはその時間通りに解いてみましょう!

時間内に解ききれなかったらどうしたらいいの?

時間内に解ききれなかった場合は、時間内に解けたところに印をつけておき、残りの問題も一通り解いてから丸付けに移りましょう。

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

初見で解くことは1度しかできないから、解かずに採点に行くのはもったいない!

また、現代文読解は、目で追って読むだけでは思考が停止してしまうのでオススメできません。

読み方・解き方の習得に重きをおいた多くの参考書・問題集では、接続詞に印をつけたり、同意表現に印をつけたり、ということを推奨しています。

どの問題も一度解いたきり、というわけではなく複数回解くことになるので、スラッシュを消すと時間と消しゴムがもったいないです。

本文だけでもコピーをしておくことをオススメします!

解答・解説からも学ぶ!

現代文読解の問題集は、その問題の性質上、多くの問題は収録されていません。

その分、解答・解説から問題以上の学びを積極的に得ていく必要があります。

たとえば、現代文特有の語句を覚えていく必要があるので、解説についている重要語句のコーナーや、自分自身で理解できなかった文章中の語句を辞書で調べたりします。

また、漢字問題の対策として、「これは出題されたら書けないな」と感じるものをピックアップしておくとよいでしょう◎

特にこの「新・ゴロゴ現代文 基礎~必修編」のよいところとして、本文構造の解説が充実しています。

そのため、「どのように本文構造を理解すれば答えを導けるか」という点から、書き込みを解説通りできているか確認するのもよいでしょう。

もちろん、1周で終わらない

勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。

現代文読解の場合、翌日などに復習してしまうと問題文を覚えているので、1周やりきってから2周めに入るとよいでしょう。

まとめ

参考書・問題集のレビュー、今回は現代文の「新・ゴロゴ現代文問題集 基礎~必修編」を紹介しました!

これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!

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