高校生・難関大現役合格に塾・予備校は必要?~3年生編~

こんばんは、Studirector・あぷりこっとです!

このブログでは、高校生・大学受験生に向けて勉強法を紹介する記事をアップしています。

前回の記事では、「難関大現役合格には1年生から塾・予備校は必要か」ということについてお話しました。

1年生から塾・予備校に行くべきかの判断はできたけど、3年生になってもそのままでいいかは別問題だよね。

そう、その通りです。

3年生になって塾や予備校に行く必要があるのか、ということについては、判断基準がまた変わってきます。

ということで、今回は「難関大現役合格には3年生で塾・予備校は必要か」というテーマでお話したいと思います!

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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塾・予備校に行くことを視野に入れるべきパターン

筆者が塾・予備校に行くことを視野に入れるべきだと思うのは、以下の人です。

  • 2次試験で国語が必要で、なおかつ現代文記述問題が多く出題される人
  • 学校の英語(主に読解)の授業があまり実践的ではない人
  • 前回の記事で「塾・予備校に行ったほうがよい」にあてはまった人

学校の授業と、入試問題の間にもっとも乖離があるのは、現代文・英文読解だと筆者は考えています。

これらの科目は、学校の授業だけで難関大の入試に対応するのはなかなか難しいです。

そのため、より入試の実践的な問題に近い演習ができる塾・予備校の授業を受けるのがオススメです

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

筆者も高3のはじめのころは国語(現代文・古文)だけ受講していました。英語はわりと学校の授業で対応できていたので…

また、前回の記事で「塾・予備校に行ったほうがよい」にあてはまった人は、やはり高3になってもあてはまります。

「先取りが必要だけど、学校は先取りをしてくれない」というケースですね。

数学や理科は引き続き塾・予備校で授業を受けながら、先取りをしていくとよいでしょう。

とはいえ、前回の記事でもお話した通り、

  • 部活などが忙しく、塾・予備校の授業や課題をこなすのがしんどい
  • そもそも塾・予備校が近所にない

などの理由で、塾や予備校に通うのが現実的ではないという人もいるでしょう。

そういった場合は、講習だけでも受講してみるとよいと思います。

また、最近は「スタディサプリ」のように自宅から動画授業を見ることができるサービスもあるので、そういったものの活用も考えてみてください。

塾・予備校は必要ないパターン

先ほどのセクションで紹介した通り、現代文・英文読解に不安を抱いている人は、塾・予備校に通うことを考えたほうがよいです。

ですが、それ以外の人は塾・予備校が必要だとはあまり筆者は思っていません。

特に理系科目は、学校で先取りをしてくれてそれについていけている、自分で先取りができている、という人は十分塾・予備校がなくても事足ります。

でも、高校の授業っていろんな大学の入試に対応できるようにしているし、自分の志望校の対策方法とかって塾や予備校の授業で聞いたほうがいいんじゃない?

たしかに、そこは不安ですよね。

ただ、塾や予備校に通っても、授業で日常的に各大学の出題傾向を聞く、というのはあまり多くないように思います。

また、志望校の傾向を知りたいということであれば、単発の公開講座や季節講習でもカバーすることは可能です◎

筆者の経験談

前回の記事で「筆者は1年生から塾・予備校に通うことはしなかった」とお話しました。

その分、2年生までは主に数学・英語の予習・復習に力を入れていました。

ただ、現代文は超が付くほど苦手で、2年生のときの「センター試験おためし受験」では、国語が50点/200点満点という惨状です笑

なので、高3から現代文だけは絶対に塾・予備校に行く必要があるな、とは思っていました。

案の定、周りの友人も高3から予備校に通い始めましたが、みんな2次試験で必要な国語・数学・英語をすべて受講していました。

筆者は「え…予備校って授業だけじゃなくて予習も復習も必要なのに、3科目も受けてる暇ないでしょ…」と思っていました。

数学は2年生まで学校の予復習で基礎固めをしっかりしていたし、英語は学校でそれなりに実践的な授業をしてくれていたし。

ということで、高3から国語だけ受講を始めました。

(現代文だけでもよかったのですが、古文がセットになっていたので併せて受講しましたが、これは有益でした◎)

私が通っていた予備校は2学期から数学・英語で大学別授業が始まったので、それなら英語を追加しようかな…と思ったのですが、満員で受講できず。

「だったら英語のかわりに数学にしよう~」という謎の不安、不純な動機で受講科目を増やしました。

結局、私は現役の受験は失敗してしまいました。

「予備校に通うタイミングが悪かった」「最初から3科目とも受講すればよかった」とは思ってはいませんが、少なくとも数学や英語は必要ではなかったな、と思います。

不合格はただただ自分の努力不足で、ちゃんと勉強すれば数学・英語はどちらも独学で対応できたな、と思っています。

まとめ

今回は「難関大現役合格には3年生で塾・予備校は必要か」というテーマについてお送りしました。

塾・予備校の必要性は科目や状況次第、というのが筆者の意見ではありますが、学年によっても事情が変わってきます。

今後も受験に関するいろいろなテーマについてもお話する予定です♪

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