【大学受験・勉強の前に】1年間で受ける模試を計画しよう!

こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!

前回の記事では、大学受験・受験勉強の前にやっておきたいことを紹介しました。

今回は、受験勉強の前にやっておきたいこと3つのうち、「1年間で受ける模試の計画」について、詳しくお話したいと思います!

模試は計画的な受験が必要。行き当たりばったりで受験してしまうと、気付いたときには受けたい模試の申込が締め切られていることも。

特にこの2年はコロナの影響もあり、受験会場の収容人数削減で締切が早まっているので、注意が必要です。

模試のピックアップをするときは、あわせて申込開始日も確認しておきましょう。

筆者:あぷりこっとの経歴
  • 偏差値70台の高校→京都大学 卒
  • 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
  • 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開

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目次

模試の種類

大学受験生が受験する模試は、大きく分けて下記の3種類があります。

  • マーク模試
  • 記述模試
  • 大学別模試

マーク模試

「マーク模試」はその名の通り、すべての問題が選択式になっており、マークシートで解答する形式の模試です。

共通テストの出題形式に沿って実施される場合がほとんどになります。

記述模試

「記述模試」は、マークシートではなく自分の文字で解答するタイプの模試です。

国語は長文の記述があったり、英語は英作文があったり、数学は途中式の記述も求められたり…と、各大学の個別試験を意識したような内容になっています。

大学別模試

「記述模試」は、各大学の個別試験を意識した内容ではあるものの、どこか特定の大学の問題に合わせているわけではありません。

一方、「大学別模試」は、各大学の出題傾向に合わせた模試で、その大学の合格判定についてはもっとも信頼できるといえるでしょう。

「東大模試」なら東大の出題傾向に、「京大模試」なら京大の出題傾向に合わせた形式の模試ということですね。

模試の計画を立てるときの順序

ここまで大学受験生が受験する模試の種類について説明してきましたが、ここからは模試の受験計画の立て方を、順を追って説明します。

最優先は、大学別模試!

1年間で受ける模試を計画するときに、まず最優先に考えてほしいのが大学別模試です。

大学別模試は旧帝大を中心に、10~11月に行われ、一部の大学は夏にも開催されていたりします。

大学受験生は、共通テスト模試、記述模試…数々の模試を受験しますが、一番判定が頼りになるのはこの大学別模試です。

第一志望の出題形式で自分がどれだけ実力を発揮できるか把握するためにも、受験は必須です。

大手予備校で開催されている大学別模試は、下記のようなものです(2021年・国立大学)。

駿台河合塾東進代ゼミ
東京大学
(年2回)

(年2回)

(年4回)

(年2回)
京都大学
(年2回)

(年2回)

(年4回)

(年2回)
北海道大学
(年2回)
東北大学
(年2回)
名古屋大学
(年2回)

(年3回)
大阪大学
(年3回)
九州大学
(年3回)
一橋大学
(年2回)
東京工業大学
(年2回)
千葉大学
神戸大学
広島大学

東大なんかは年に何回も開催されていますが、すべてを受ける必要はありませんし、すべて受けると他の共通テスト模試や記述模試を圧迫してしまいます。

大学別模試を優先しますが、最大夏2回、秋2回受けておけば十分安心です!

筆者:あぷりこっと
筆者:あぷりこっと

現役時代の筆者は秋に2回大学別模試を受験しました。浪人時代は夏2回・秋2回受験しましたね。

また、「自分の第一志望が表にない!」という方も、「大学名+模試」で検索してみましょう。

大手予備校では開催されていなくても、地元に強い予備校が開催していることも多いです♪

共通テストプレは、なるべく遅い回を選ぶ

共通テスト模試は年に何回も開催されますが、その中でも最後に行われる模試が「プレ」です。

共通テストプレも各予備校で開催されていますが、なるべく勉強を進めた状態で受験したいので、時期の遅い模試を受けるのがよいでしょう。

私のオススメは駿台の共通テストプレです。

駿台模試は少し難しいと言われますが、12月の頭に開催されていて、駿台に通う浪人生も多く受けているのでより本番に近いシチュエーションと言えます。

宅浪生は自分でカスタマイズが必要

予備校に通う浪人生の場合、受験する模試がパッケージになっています。

大学別模試を他の予備校で受験する以外はパッケージに従えばOKですが、予備校に通わず勉強している場合は自分で選択が必要があります。

模試を選択する際の目安は、夏までに共通テスト模試2回・記述模試2回。

秋に共通テスト模試2回・記述模試2回。

それ以外に大学別模試と共通テストプレ。

予備校に通っている浪人生だとこれくらい受験します。

現役生は学校受験の模試と要相談

現役生は、塾や予備校に通っていても受験する模試が特段決められていない、というケースも多いです。

そのため、宅浪生同様自分で決める必要があります

ただし、学校で団体受験をする場合も多いので、その分自分で決めて受験する模試は減ります。

4月にならないと学校でどの模試を受けるか分からないこともあります。

春休みのうちに自分である程度決めて、学校のスケジュールが発表されたらすぐに確認して予定を調整しましょう。

2週連続で共通テスト模試を受けることになってしまった!などとなると模試の渋滞になるので、学校受験のものに絞ります。

まとめ

この記事では、「1年間で受ける模試の計画」についてお話しました!

模試は1年間で約10回、それ以上受験することになりますが、試験への慣れ、自信につながるものでもあります。

この記事を参考に、計画的に模試を受験していきましょう♪

「模試の判定ってどれくらい気にしたらいいの?」というところも受験生のみなさんにとって気になるところかと思いますので、また記事にしますね!

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