こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
このHPでは、高校生・大学受験生の勉強に関する情報をアップしております♪
さて、前回の記事で「第一志望に合格するためにやってよかったこと4選」を紹介しました。
これらは、不合格と合格の両方を経験した私が、現役時のようすと浪人時のようすを比較して、合格するために徹底する必要があると思ったものです。
今回はこれら4つの「第一志望に合格するためにやってよかったこと」のうち、「スケジュール把握の大切さ」にフォーカスします。
筆者自身の体験談や、塾講師・学習アドバイザーとして働く中で見てきた教え子のようすなどに触れながらお話したいと思います。
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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第一志望合格のための「スケジュール管理」
第一志望合格のためのスケジュール管理というと、
共通テストとか、第一志望校の試験日程を把握しておけばOK?
と言われそうですが、それだけではありません。
- すべての受験校の試験日程・合格発表日
- 模試のスケジュール
- 塾・予備校の開校日・時間
などなど、すべてひっくるめて「受験のスケジュール」です。
「○○大学の試験日いつだっけ?」「次のマーク模試いつだっけ?」などと聞かれて、答えられるようにしておきましょう。
すべての受験校の試験日程・合格発表日
試験日程・合格発表日については、共通テストや第一志望校に限らず、すべての受験校について把握しておきましょう。
国公立大学の試験は、前期だと必ず2月25日に開催されるので、把握しやすいと思います。
私立大学は、国公立大学と異なり「必ずこの日!」というのがないので、4月の段階で把握するのは難しいですが、少なくとも共通テストが終わるころには把握しておきましょう。
共通テスト後は各大学の個別試験まで残り日数が少ないので、試験日を把握していないと、勉強計画も崩れますし、メンタルもうまくととのえることができません。
模試のスケジュール
「さあ、受験当日までにこれだけ点数とれるようにするぞ!」と思っても、約1年後の受験をゴール地点にするって難しいですよね。
人間、長期間のスケジュールを立てるってなかなか難しいです。
そこで、模試のたびに目標を立て、期間を区切って考えます。
そのためには、模試のスケジュールはしっかり把握しておくことが必要です。
こちらも受験日程同様、4月時点ですべての模試の日程を把握することは難しいので、次の2点を意識して把握しておきましょう。
- 「何月にどの模試があるか」は4月の時点で把握しておく(日まではまだ把握しなくてOK)。
- 直近のマーク模試・記述模試・大学別模試は必ず日まで把握しておく。
ちなみに、1年間で受験する模試のピックアップについては、別の記事にも書いているので、こちらもぜひ読んでみてください♪
塾・予備校の開校日・時間
塾・予備校に通っている人は、開校日・時間を把握しておきましょう。
また、塾や予備校に通っていなくても、外部の自習室などを利用している人は、こちらも開放日・時間をこまめにチェックしておきましょう。
後ほど、筆者の経験談にも書きますが、塾・予備校・自習室の開校時間を把握していないのは、かなり危険です。
「行ったのに開いてなかった!」というのは時間の無駄になってしまいますからね!
筆者の場合
不合格体験記
筆者は、不合格だった現役時代、全然スケジュールの把握ができていなかったなあ、と思います。
日付の把握は得意だったので「模試」の把握には苦労しませんでしたし、現役時代は私立大学を受験しなかったので「受験日程」の把握にも問題はありませんでした。
しかし、3つめの「予備校の開校日・時間」の把握ができていなかったんですよね…日は見ても時間を見ないんです汗
実は日を見ても時間を見ないおっちょこちょいは今も治らなくて…汗 就活のときもやってしまったことがありました。人生を左右するタイミングだけでも、この癖は治しておきたいものです。
予備校が午後からしか開かないのに、朝から出かけて、予備校の前で開校していないことに気付く…
仕方がないので、勉強に不向きな飲食店でコーンポタージュ1杯を注文し、かろうじてペンを握りながら時間をつぶす…
下手に飲食店に入るより、ちゃんとスケジュールを把握して家で午前中を過ごしたほうが勉強もはかどったでしょう。
しかもひどいのが、同じミスを何度も繰り返すんですよね。
せめて1度やったミスを2度とおかさなければ、合格していたかもしれません。
合格体験記
さて、浪人生活が始まったとき、現役時代のスケジュール把握能力にはかなり危機感を感じました。
そこで心機一転、スケジュール管理は徹底し、特に把握できていなかった予備校の開校日時は必ず目を通すようにしました。
今振り返ると、1年間で閉まっている予備校に突撃してしまったり、夜まで開いていると思って自習してたら途中で閉まっちゃった、とかはなくなりました。
教え子の場合
筆者の教え子にも、スケジュールの把握が徹底できておらず、残念ながら第一志望校に不合格になってしまったというケースがありました。
彼は、1つめの「すべての受験校の試験日程・合格発表日」の把握ができていませんでした。
滑り止めで受験した大学の合格発表の日、「結果がわかったらすぐに連絡してね」と伝えていたのになかなか連絡が来ませんでした。
悪い結果だから気が進まないのかな…と思っていたらそうではなく、発表時間をすっかり忘れて、親御さんに言われてハッとしたんだそうです。
スケジュール把握って、一見勉強とは関係なさそうですが、やはりしっかりと把握することが合格への近道のように思います。
まとめ
今回は、筆者が第一志望合格にやってよかったと思うことのうち、「スケジュール管理」についてお話しました!
他の「第一志望合格にやってよかったこと」についても今後記事にしていく予定ですので、読んでくださいね♪