こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
先日の記事では、大学受験・受験勉強の前にやっておきたいことを紹介しました。
今回は、受験勉強の前にやっておきたいこと3つのうち、「受験校のピックアップ」について、詳しくお話したいと思います!
「何が何でも第一志望しか受けない!」という人もいるかと思いますが、第一志望以外の大学も受験する人のほうが多いですよね。
第一志望以外の大学のピックアップは意外と大変ですし、春休みのこの時期に済ませておくといろいろとメリットがあります♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
詳しいプロフィールはこちら
3種類の併願校を用意しよう!
併願校を選択するときには、以下の基準を満たす大学をそれぞれ1つは用意しておきたいです。
- 個別試験で受験するところ
- 共通テストの結果のみで合否が決まり、自分がとれそうな得点が合格ラインになるところ
- よっぽどのことがない限り合格できるところ
個別試験で受験するところ
共通テスト後は第一志望の対策に専念したいと思いますが、必ず併願校の中にも個別試験で受験する学校を一つは用意しましょう。
受験会場の空気感に慣れるチャンスです!
共通テストの結果のみで合否が決まり、自分がとれそうな得点が合格ラインになるところ
共通テストは自己採点をしますが、「本当にこれで合っているのか」不安になりますよね。
自分がとれそうな得点が合格ラインになるところに出願しておけば、その大学の合否で自己採点が合っているかがだいたいわかります。
よっぽどのことがない限り合格できるところ
進学先を必ず一つ確保したいという人は、自分の実力で問題なく合格できるところを一つ併願しておきましょう。
共通テストのみでの判定、個別試験を利用した判定、どちらでも構いません。
浪人時代の筆者は「個別試験で受験するところ」1校、「共通テストの結果のみで合否が決まり、自分がとれそうな得点が合格ラインになるところ」1校、「よっぽどのことがない限り合格できるところ」2校を受験しました。「よっぽどのことがない限り合格できるところ」はどちらもセンター利用です。
「受験校のピックアップ」で見るべき3つのポイント
「受験校のピックアップ」をするときには、以下の情報を揃えましょう。
- 受験に必要な科目・配点
- 受験日程(個別試験の場合)
- 合格発表と合格手続きの締め切り
受験に必要な科目・配点
「受験に必要な科目・配点」は一番気になるところであり、重要なポイントです。
特に個別試験に必要な科目は、勉強に影響が出ないよう、本命校と同じ・もしくは本命校より少ないのが理想です。
また、私大の個別試験は学校の教科書を越えた範囲から出題することもあります。
合わせて出題傾向を簡単に把握しておくと、効率よく勉強できますし、より有利な科目選択ができます。
筆者は本命校が「国語・英語・数学・地理」で、併願校を「国語・英語・数学」で受験しました。数学が得意っていうのもあったけど、併願校は地理がマニアックだから避けましたね。
受験日程(個別試験の場合)
受験日程は、言わずもがなとっても大事!
国公立大学は前期試験が2月25日と決まっているので、私大もこの日の受験は避けますが、私大を複数受験する人は要注意。
日程がかぶることはもちろん、何日も連続で入試が続くというスケジュールも体力・メンタルともに削ります。
私のおすすめは中1日は空けることですね。
合格発表と合格手続きの締め切り
「合格発表と合格手続きの締め切り」については、入学金の納入期限に注意しましょう。
うまく調整しないと、複数の併願校に入学金を払う必要があることも。
大学によっては、入学しないことになった場合に入学金を返還してくれる制度があります。制度も含めて調べてみましょう。
筆者は幸い、併願校は1校にしか入学金を払いませんでしたが、30万円はしました。コツコツためたお年玉から捻出しました…。
メリット
次に、早期に受験校のピックアップをすることのメリット2つを紹介します♪
- 出願でバタバタしない!
- 模試を有効活用できる!
メリット① 出願でバタバタしない!
私が受験生だった頃と違い、今はほとんどの大学でWeb出願が可能になったことで、出願の負担は減りました。
とはいえ、相変わらず高校の卒業証明書など、郵送しないといけない書類もあり、ある程度手間のかかる作業であることには変わりません。
受験のラストスパートに専念するためにも、早い段階ですべての受験校をピックアップするのは大事です!
私立大学の場合
私立大学の場合、出願のピークが12~1月に来るため、共通テスト対策と時期がかぶってしまいます。
大事な時期に一から併願校を決めていては、勉強にも影響してしまいます。
共通テスト対策に専念するためにも、早い段階で受験校は決めておきましょう♪
国公立大学の場合
国公立大学についても共通テストの結果に応じて出願校を変更することもあるかと思います。
共通テスト後はこれまたマークボケからのリハビリや、私大の個別試験対策など考えることがたくさんある時期です。
事前に「共通テストの結果が○○だったら、ここに出願しよう」と検討していけば、突然の変更でもスムーズに出願を終えることができます♪
メリット➁ 模試を有効活用できる!
模試の志望校判定では、第一志望だけでなく、複数の志望校を書く欄があります。
早いうちに受験校のピックアップを終えていないと、どうしても空欄のまま提出しがちです。
でも、お金を払って模試を受けているのに、空欄があるとすごくもったいないですよね。
また、出願の直前になって受験することを決めると、「結局、あの大学の合格可能性ってどうなの…?」と不安になってしまいます。
もちろん、模試から得られるものは判定だけがすべてではないですが、判定を見て自分の現在地を知るのはビッグイベントです。
しっかり活用するためにも、早期に受験校をピックアップして、志望校判定ではすべての欄を埋めて提出したいですね♪
まとめ
この記事では、「受験校のピックアップ」についてお話しました。
「受験校のピックアップ」を早期に行うことは、下記のようなメリットがあります。
- 出願でバタバタしない!
- 模試を有効活用できる!
「受験校のピックアップ」は意外と手間のかかる大変な作業なので、受験勉強をしながらするのは意外と大変です!
ぜひ、春休みのうちにしっかり検討しておきましょう♪