こんにちは、Studirector・あぷりこっとです!
こちらのサイトでは、高校生・大学受験生に向けて、勉強に役立つ情報を紹介しています。
さて、これまで私が受験した大学・指導したことのある大学を中心に、各科目の出題傾向や勉強法についてお話してきました。
先日から、参考書・問題集のレビューをお届けしています!
今回は、英文法の勉強に使われる「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」についてレビューしていきます♪
- 偏差値70台の高校→京都大学 卒
- 大学時代には3年間塾講師として数多くの高校生を指導
- 現在はココナラを中心に高校生に学習支援サービスを展開
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「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」の基本情報
まずは「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」の基本情報について紹介していきます。
基本情報
- 書籍名:マーク式基礎問題集英語[語句整序]
- 出版社:河合出版
- 著者:小林功、早崎由洋
- 最終改訂:2020年
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」は、河合出版から出版されている英文法の参考書・問題集です。
ページ構成
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」は、以下の2つの要素から成り立っています。
- 問題
- 解説
章立ては、以下の通りです。
- 選択肢にいくつかの品詞に使える、同じ綴りの単語がある場合
- 文法的にはいいか、意味的にはまずい場合、あるいはその逆の場合
- 関係詞、接続詞、前置詞など、語句と語句あるいは節と節などをつなぐ語(句)が選択肢にある場合
- 節と節などをつなぐ語(句)が選択肢にない場合
- 語順が通常の語順と異なっていたり、特殊な語順にしなければならない場合
- 何かと何かを比べる場合、あるいは比較の表現が含まれる場合
- 語句整序問題ではどういう問題が難問になるのか、難問ばかりを集めた場合
- have, make, get, letなどの基本動詞が選択肢にある場合
- to V, V-ing, V-edを文中でどう使うべきか判断しなければならない場合
- it, themを初めとした代名詞が選択肢にある場合
このように、文法事項で章を分けているというよりも、出題形式で分けているといえます。
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」のレビュー
- オススメ度:★☆☆☆☆
- オススメする人:語句整序を中心とした、文法独立問題が出題される大学を受験する人
この「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」は、語句整序を中心とした、文法独立問題が出題される大学を受験する人に向いている参考書・問題集になります。
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」の特徴として、先述の通り、文法事項で章を分けているのではなく、出題形式によって分けられています。
そのため、「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」に進む前に「すぐわかる英文法」などの英文法解説系の参考書・問題集を一通り完成させておくとよいでしょう。
解説系の参考書・問題集で英文法の基礎固めができたら、志望校の傾向である語句整序に特化したこの「」に進む、という流れになります。
ただし、複数の大学を受験する人も多いでしょうから、その場合は「文法問題は語句整序しか解かない」という人は稀かと思います。
また、語句整序に限らずさまざまな形式の問題が出題される大学を受験するなら、出題形式を絞らないタイプの問題集のほうがよいでしょう。
さまざまな形式の問題が出題される大学を受験する人は、「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」を使うなら四択特化型の「マーク式基礎問題集英語[文法・語法]」シリーズも合わせて使うのがおすすめです。
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」の使い方
ここからは、筆者オススメの「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」のつかいかたを紹介していきます♪
問題を解こう
まずは、現在の実力をはかるつもりで問題を解いてみましょう。
「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」は、英文法の解説系参考書・問題集を一通り終えたうえで解くことをおすすめしているので、基礎固めしたことがしっかり身についているか確認していきます。
1問1問に解説がついているので、間違えた問題はしっかり振り返り、解説だけでは理解しきれないところは、基礎固めに使用した参考書・問題集に戻って復習しましょう。
参考書・問題集に戻っても解決しない場合は、学校や塾の先生に質問してみましょう。
もちろん、1周で終わらない
勉強の鉄則ですが、どの参考書・問題集も1周だけでは身に付かないので、2周・3周と繰り返します。
まとめ
参考書・問題集のレビュー、今回は英文法の「マーク式基礎問題集英語[語句整序]」を紹介しました!
これからもさまざまな参考書・問題集の紹介、使い方について記事にしていくので、また読んでくださいね!